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チャクラと成長

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 サットチャクラは、プラーナの助けを借りて、肉体各所、内分泌腺、神経叢をコントロールし、肉体を生命エネルギーで満たしています。それぞれのチャクラは、チャクラに伴う身体的、精神的、霊的達成に加えて、人が学ばなければならない実践的レッスンに関連しています。過去の経験、罪の恐れや自己卑下など自分自身についての不適切な理解によってチャクラの振動が阻害されると、そのようなチャクラからのプラーナエネルギーを肉体器官が受け取り、影響を受けます。
 人生の出来事はチャクラのなかのプラーナの流れに影響を与えます。チャクラのエネルギーが減少すると、これらのチャクラと結びつている肉体器官に症状が出ます。その結果は肉体の病気や衰弱であり、癌も引き起こしえます。対照的に、ときどき感情的な理由によって、チャクラが重くなり、肉体器官・分泌腺の過剰機能を引き起こすチャクラへのプラーナの過剰流と、炎症や腫瘍のような関連症状がおこります。それぞれのチャクラは前と後ろでつながっているチャクラと密接に関連しています。チャクラに関連する人生のレッスンを理解し、個人のチャクラを安定させなければ、霊的な進歩は不可能です。それは無益なだけではなく、有害でもあります。基礎が強くなければ、霊的な進歩はありえないからです。

ムーラーダーラチャクラ

 人生の最初の8年間にムーラーダーラチャクラ(根のチャクラ)の実践的レッスンを経験します。そのレッスンはこの地上で生存するための本能についてのものです。それは自給自足と独立に関するものです。簡素に世界で生きること、自己規律、身体的な健康を維持することについてのレッスンです。生存の脅威、前方の道の阻害となる恐怖が最初に取り除かれなければなりません。過去の不幸な経験は後ろに置き去りにしていくべきです。
 この最初のレッスンが適切に学ばれなければ、人生のさまざまな状況からやってくるフォースのなかで、大人げない振る舞いをしてしまうことになります。このような人々はその先の人生でしばしば無責任な振る舞いをし、自分の失敗について他人や状況の不平を言いはじめます。彼は人生の困難さの奴隷になり、失敗したまま終わることがよくあります。無力感と神性から遠ざかっていく感覚は徐々に強くなり、怠惰で無能になり、焦点を失います。エネルギーを不適切に散逸させ、目標に到達することができません。

スヴァディシュターナチャクラ

 8歳から16歳にかけてスヴァディシュターナチャクラ(仙骨チャクラ)の実践的レッスンを経験します。さまざまな種類の感情に関するレッスンです。それは動物的傾向の制限、社会生活の規範です。身体だけではなく感情を含んだ子孫の生殖に関する知識です。これらは注意深く理解されなければなりません。
 プラーナは体全体に流れていますが、各器官へのプラーナの比例分配が行われるのはスヴァデシシュターナチャクラのレベルにおいてのみです。そのため間接的な形で、スヴァディシュターナチャクラは複数の器官の機能を統治しています。このチャクラに関連するさまざまな感情的側面を深く理解することが不可欠です。なぜならばその経験によって探求者は複雑な感情的状況を繊細かつ容易に扱えるようになるからです。またそのレッスンは誰もが自分の感情への隷属に関して責任があり、すべての感情は、真の感覚からすると錯覚的なものであるというものです。それはわたしたちが日々、経験している感情的な乱気流には他の誰も責任を負うものではないという事実に帰結します。同様に幸福に楽しむ能力は純粋に自分自身の責任であり、他者や周囲の状況などから独立したものです。人生は創造性、生産的な想像力、感謝、祝福に満ちたものになるでしょう。すべての時間が愛しく感じるものになり、最大限に有効活用されるでしょう。一瞬々々がわくわくし斬新なものになるでしょう。

マニプーラカチャクラ

 このチャクラと太陽神経叢に関連するレッスンを理解するための期間は、16歳から24歳です。自己尊敬と自信に関連します。言い換えると、自分自身に敬意を払い愛情をもって扱うレッスンが学ばれるべきです。わたしたち自身(アートマン)を理解し、自身を模範的でエネルギーに満ち、光輝く力、スリピットを導く自己として保つことがここで学ばれます。この時点で、わたしたちの個人的信条は他の人のものと違っているか、おそらく現在広がっていて私たちを取り巻くイデオロギー、見かけの真実とは違っていることでしょう。それでも自身の信条と経験を完全に信じることができるようになることを、このチャクラは教えます。しかし人生の旅路は、永遠で無垢なエネルギーのなかで同じ信と純粋さをもった人たちとの出会いをもたらします。これが私たちに道をまっすぐに堅固にすすませることを助けます。

アナーハタチャクラ

 ハートチャクラが開き、わたしたちの目を開かせるレッスンの期間は、24歳~32歳です。このチャクラは忍耐、慈悲、同情を教えます。それまでのチャクラを通して、自己の受容(生存)、自己愛(感情)、自信(独立)を獲得したレッスンはより強まり、他の人へもまた敬意と愛情を向けることを培います。すべての人が自分のあり方で特別だからです。
 わたしたちは内なる命令に従いながら、内なる声に従っている他者にも敬意を示す必要があります。これは相互の敬意であり、多様性のなかの和合です。もし、他者の状態を受け入れなければ、自分が同じ状態にいても受け入れることができないでしょう。これはわたしたちにとってのテストです。この他者を受け入れるレッスンがハートチャクラによって教えられます。
 無条件の愛、親切さ、許し、を問いかける出来事はほぼ毎日起こります。霊的に上昇し、より高位の王国・チャクラへと行くためには、この性質を効果的にバランシングさせることを学ばねばならず、そうでなければ、憎しみ、怒り、苛立ち、嫌悪、嫉妬、恐れのような性質がわたしたちに迫り、成長を阻害します。わたしたちは多くの知的な能力をつかってこのような性質に打ち勝つ必要があります。より高位の王国へ達する前に、無条件の愛と慈悲という原則を試み、実践し、設立しなければなりません。アートマンという鏡をブッディ(知性)が覗きみるとき(すなわち、内省のとき)、無条件の愛に満たされていなければ、憎しみに満たされています。憎しみの化身としてわたしたちは悪魔的な行いをし始めます。この傾向が統御されないとき、他者への非難、他者への不平が表現されます。このとき、あなたは自身の行いをジャッジし、正しく振舞い始める必要があります。病気と見解の相違はすべて無条件の愛の欠如からきます。誰もそのことをあなたに告げません。あなたは自分自身をジャッジすることができます。

ヴィシュッダーチャクラ

 喉のチャクラの成長とそのレッスンの学習は32歳~40歳の間です。このチャクラはマインドにあるものを明晰に表現することを教えます。一人ひとりにとって、感じていることや意見を表現する力が大きなテストであり、達成されるべき目標です。その目標は、書かれた言葉、話される言語のみならず、沈黙、神性とのコミュニケーション、自分自身とのコミュニケーション、身振り、あらゆるレベルでの一人ひとりの人格における重要な部分となります。わたしたちの身体は明確な言語でわたしたちにコミュニケーションをします。身体もまた表現をしています。
 落胆し、落ち込んでいるとき、あるいは猛烈に怒っているとき、わたしたちはほぼ確実に身体によってコントロールされています。そのようなときには、わたしたちの話し方、言語、表現もまた異なっています。わたしたちが潜在意識のなかで深く考えることは、やがて表されることになります。わたしたちがもっとも惹きつけられるのは、マインドが夢中になっていることです。それは宇宙の共鳴法則と呼ばれています。マインドの中にあるものは、宇宙にもまたあります。宇宙はあなたが望む以上のものを与えます。わたしたちは他者への表現において、純粋さ、鋭敏さ、強い感受性を持つべきです。話し始める前に、マインドと知性が話す内容にしっかりと同意していなければなりません。スワミジはよく「話す前に考えなさい」と言います。これは「manō – vāk – kāya śuddhi(マインド、話し言葉、身体の純粋さ、つまり、思い、言葉、行動の純粋さ)」と呼ばれています。この種のバランスがヴィシュッダーチャクラのレッスンを学ぶことによって到達されます。

アジュナーチャクラ

 第三の目と呼ばれることもあるこのチャクラの知識の経験が得られる年齢は特定されません。この状態に達するために特別な努力をする必要のない人もいます。師の恩寵によってのみ人はこの階層に上ることができ、聖なる師だけがあなたがこのチャクラに関連するレッスンを学ぶかどうかを決めることができます。このチャクラはすべての知識への入り口の座です。わたしたちは実践と苦行によって、自己の神性な側面へアプローチすることを学んでいきます。内側に入り込み、全知の神性なエネルギーを試み、経験するときです。三界の出来事への執着は存在しなくなります。これらの性質は移ろいやすく、不変ではないということを悟ります。わたしたちの真の形態はチャイタニヤ(エネルギー)、知識、愛、ヴィヴェーカ(知性)、真実、永遠、終わりなきものです。わたしたちを無知にして、内なるサインからわたしたちを遠ざける三界をわたしたちは必要としません。もはや死の恐怖はありません。名と名声は何の重要性も持ちません。わたしたちは解放の道の人生を導いていきます。そして自己認識を獲得するでしょう。わたしたちの状態を示すために他の誰も必要ありません。わたしたちは自分自身の内部において完成されています。何が?いつ?どこで?誰が?といった多くの疑問への答えを決めることができます。人生はなんの努力もなく進んでいきます。毎日が奇跡の連続になり、わたしたちの真の性質を証すでしょう。生命は幸福、満足、愛、ひとつの霊的なマントラです。

サハスラーラチャクラ

 王冠チャクラに関連するレッスンの学習期は、特定することができず、正確に予見することができません。人生において無私(利他主義)をけっして学ぶことがない人もいます。そのレッスンはこのチャクラ以前のチャクラによって学ばれます。サハスラーラのレベルに至った人は、神聖な人々の一人になり、通常ではない能力を示し、奇跡を行います。そのような魂は、死ぬときに、常に魂が瞑想している神性へと溶け込みます。五大元素の限界領域へと侵入し、不滅となります。このような人はプラーナのみによって養われ、食べものや水を必要としません。

出典『ラーガラーギニー・ナーダヨーガ』p404~408

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