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スワミジの伝記 2-3(『Swamiji The Manifestation』より)

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第2の周期(1954-1966) 若きスワミ 第3話

ヨギンドラ・バラティというアベダーナンダ・スワミとヴェーンカンマの両方の友人である人物がときどきプロデータを訪れた。彼は主ダッタのウパーサカ(崇拝者)であった。ある日、サティアナーラーヤナと妹がヴェーンカンマと住む寺院の反対側の隣人がビクシャ(施し、捧げもの、贈りもの)のためにこの偉大なヨギを招待した。彼らは、何人かの友人と親族も夕食のために招待していた。サティアナーラーヤナが夕食のための施しものを乞いに行ってもどってくると、完全に空腹になってしまっていた。寺院の近くに来ると、隣のごちそうの素晴らしい香りがした。何も考えず少年はおいしそうな匂いへと向かう自分の鼻についていった。隣人たちはドアのところでヨギンドラ・バラティの到着を待っていた。サティアナーラーヤナは彼らを通りすぎその家へと入っていった。彼らは少年をよく知っていたので、誰もそのふるまいについて問いただすことはなかった。中に入ると、サティアナーラーヤナはゲストのために用意されたすべてのお菓子と調理された米をたいらげてしまった。15分くらいですべてを食べてしまった。ちょうど最後のお菓子を食べ終わったときに、隣人たちは戻ってきた。

「なんで、こんなことをしているんだ!」と彼らは叫び、彼の行為を叱った。

「お腹がへっていたんです」とサティアナーラーヤナは答えた。

隣人たちが彼を叩こうとしたまさにそのとき、ヨギンドラ・バラティスワミが家へ入ってきた。隣人たちは即座に少年を放し、聖者への挨拶を始めた。サティアナーラーヤナもまたスワミへお辞儀をした。挨拶を終えると、隣人たちは恥ずかしそうな様子でゆっくりと起こったことを説明した。

「スワミ、私たちをお許しください」と彼らは懇願した。「少しだけお時間をください。あなたのために準備した私たちのすべての食べ物を、その少年が駄目にしてしまったのです」

「少年が何をしたと?」ヨギンドラ・バラティスワミが尋ねた。「汚してしまったのですか?」

「いいえ、スワミ」と彼らは答えた。「彼はすべてを食べてしまったのです!」

「すべてを食べた!」スワミは絶句した。「私に見せてください!」

聖なる訪問者は、少年が食べ物をたいらげて空になった皿を丹念に調べていた。

「一人でこれをすべて食べたのですか?」とスワミは尋ねた。

「はい」と人々は答えた。

「彼は誰ですか?」とヨギンドラ・スワミは尋ねた。

「その馬鹿な少年です」と彼らは怒った様子でサティアナーラーヤナを指さした。

「なんと長い間が経ってから、私の前に姿をあらわしましたね、主よ!」

ヨギンドラ・バラティはサティアナーラヤナの足元にひれ伏すとすすり泣きはじめた。

サティアナーラーヤナは何が起こっているのかわからなかった。

少年を足元から見上げながら、ヨギンドラ・バラティは、茫然としている隣人たちに言った。

「あなたがたはとても愚かです。多くの人のための料理がすべてたった一人の少年によって食べ尽くされたとき、この奇跡の子どものことがわからなかったのですか? わたしのビクシャを彼が食されたのはわたしの幸運なのです」

続く

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