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スワミジの伝記 2-16(『Swamiji The Manifestation』より)

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第2の周期(1954-1966) 若きスワミ 第16話

1961年には、サティアナーラーヤナの上の妹であるヴァララクシュミーが結婚適齢期になり、家族は縁談を手配し始めていた。4月になるとパーヴァタンマの家族が少女にふさわしい青年を見つけ、結婚式が5月8日にセッティングされた。家族はこの決定に喜んだが、結婚のための財政問題に直面することとなった。幸運なことに花婿と花嫁は小さな家族だったので、それほど多くの出席者をもてなすことにはならなかったが、それでも支出は大きなものだった。家族は、招待、音楽家、食事のための金銭の倹約にベストを尽くしたが、費用を十分に賄うことができなかった。
 サティアナーラーヤナは自分が助けるべきであることを知っていて、すべての知人に借金を頼んだ。彼が牛乳を配達した人たち、子どもの家庭教師をした家族、彼のことが好きなすべての家族ぐるみの友人たちに借金を頼んだ。サティアナーラーヤナの友人の一人にヴェンカタッパがいた。ヴェンカタッパはケセアに住む有名なヴァイオリニストだった。十代の青年は、毎日の牛乳配達で彼と友人になったのだった。サティアナーラーヤナはヴェンカタッパのヴァイオリンの音色に深く感銘を受けていて、二人は頻繁に話をする仲だった。年上である彼は、少年の音楽についての精妙な理解力を尊敬するようになり、ヴェンカタッパが演奏すると、彼の前でサティアナーラーヤナが深い瞑想状態に入ってしまうことがよくあった。このことでヴェンカタッパは少年は一体何者なのだろうと思うようになった。ある朝、ヴェンカタッパの演奏中に、サティアナーラーヤナが妹の結婚を知らせに来たが、少年は即座に夢想状態になってしまい、自分が何のためにやって来たのか忘れてしまった。ヴェンカタッパの妻であるナンジャンマが、なぜ少年が家にやってきたのか知るために、彼を揺さぶって感覚を取り戻させた。するとサティアナーラーヤナは幸福そうにグッドニュースを話したのだった。
 ヴェンカタッパとその妻と喜びを分かち合うと、サティアナーラーヤナはケセア電気街を歩いていった。すぐにもう一人の友人であり、サティアナーラーヤナを大好きな老人、主ガネーシャの太鼓腹に深い崇敬の念を抱くスリカンタヤと出会った。この崇敬の念は、二人を結ぶ絆だった。
「やあ、サティアナーラーヤナ!」と、スリカンタヤが十代の青年を見つけて叫んだ。「君のガナパタティが言うべきことは何かな?」
「ガナパティは、僕の妹が結婚すると言っていますよ!」と青年は微笑んで答えた。「あなたは、間違いなく披露宴に来なければなりません!」
「行くさ、行くさ」と彼は答え、少年に追いついた。二人は並んで歩き、スリカンタヤは人生にどんな出来事が起こっているかと彼の友人に尋ねた。
「神の詠唱は進歩しているかい?」と彼は言った。
「規則的に詠唱をしようとしています」とサティアナーラーヤナは友人に言った。「ですが、それが難しいんです。最終試験の準備があるし、祖父が病気になるし、そして今、妹の結婚の準備をしています。家は小さいのですが、これらのことで大忙しです」
「なので僕の家に礼拝しに来てください!」とサティアナーラーヤナは言った。「僕はたった一人だし、ガナパティは僕たち両方の友人です」
 友人がそれに答える前に、サティアナーラーヤナは自分の肩をずっしりとした手が掴むのを感じ、誰かが後ろから「やあ」と言うのを聞いた。振り返ると、それは俳優のドワーラカで、サティアナーラーヤナはかつて彼の演劇に出演したことがあった。
「やあ、こんにちは!僕たちの次の上演はいつかな?」と、サティアナーラーヤナはその俳優に微笑みながら尋ねた。
「馬鹿な!何をやるって?俺のドラマから君はすでに降ろされているよ」と、ドワーラカは横柄に言った。
「僕が演じるのを、あるいは、ただそれを見ることだけでも止めることができるのかな?」と、サティアナーラヤナはいたずらっぽく言い返した。
「ふん、なんでそんなに上機嫌なんだ?」とドワーラカはこぼした。
 サティアナーラーヤナは妹の来たる結婚式について話し、その俳優を式に招待し、彼が学校の行事でやっているように準備を手伝ってくれるように頼んだ。ドワーラカは出席することを約束すると、行ってしまった。ドワーラカが離れると、その俳優との友人関係についてスリカンタがサティアナーラーヤナを叱った。
「なぜ彼と友人なんだ?」と、スリカンタは不平を言った。「彼は乱暴で横柄だし、彼の家族にたくさんの問題を作っているよ」
「知っています」と、サティアナーラーヤナは答えた。「彼はまるで、ギャンブルとゲームと喧嘩だけに明け暮れているように見えます。だけど僕らの寺院では、彼はすべてのエネルギーを使ってガナパティ祭の準備をしてくれるんです。学校の行事でも彼はとてもよく働くんです」
「それはそうかもしれない」とスリカンタは答えた。「しかし彼は悪い人間だ!」
「僕にとってはすべての人がいい人です」とサティアナーラヤナは優しく答えた。「そう思いませんか、あなたは?」
「私の愛しき少年よ、それは本の中だけのことだ。本当の人生では、あのような人物とは距離を置くべきだ!」
「ええ、そうかもしれません」とサティアナーラーヤナは言った。「だけど、誰かが僕を呼ぶとき、僕は彼らに応えるでしょう。それがどんな人であっても、彼らのために僕はそこにいるでしょう」

 ヴァララクシュミーの結婚の日までにサティアナーラーヤナは小さな祝宴を賄うのに十分な金銭を借りていた。しかし、誰もが驚いたことに結婚式に数百人もの人がやってきたのだった。家族はすべての来客を賄うのに十分な食べ物がないので絶望的になった。サティアナーラーヤナは主ガナパティに祈ると、食事を提供し始めた。皿はけっして空にならず、すべての客が十分に食べたのだった。

続く

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