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スワミジの伝記 2-20(『Swamiji The Manifestation』より)

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第2の周期(1954-1966) 若きスワミ 第20話

サティアナーラーヤナはまっすぐにケセア電気労働者街のスリカンタヤの家へ向かった。驚いている友人に彼は言った。「主ガナパティが私をあなたの家に送り、今後はすべてが彼の恩寵にかかっています」
「どうぞ入りなさい、ようこそ!好きなだけここにいなさい、ここはあなたの家ですよ!」とスリカンタヤは答えた。
 スリカンタヤは彼を一人にして、荷下ろしができるようにした。サティアナーラーヤナは母が死ぬ前に彼に手渡したガナパティの石がそこにあるのを見つけた。彼はその石に神聖なエネルギーが築かれているのを感じとることができ、それを耳に当てた。再び、ガネーシャの声が聞こえてきた。
「今日から、君は私をプラシュナ(質疑)ガナパティと呼ばなければならない」とその声は囁いた。「しかし、私の起源の名はGam、G、Aとビンドゥ(点)を意味する小さな点のつくMだ。Gの語の主宰神は火であり、Aはシヴァ、そしてビンドゥは至高の絶対者パラブラフマンであり、悟りの状態すら超越している。それらが私の形であり、粗雑なものから微細なものまでであり、そしてそれらを超越している。目に見える象の頭をした体はわたしの粗雑体だが、火への崇拝は、私への崇拝になる。神はアグニ(火)を通して捧げものを受け取る。もし私を崇めるならば、それは全てを神々を崇拝することになる。なぜなら私は君の崇敬の念を神々に届けるからだ。私はアグニの仕事をしているので、したがって私はアグニである。これが私が最初に崇拝されなければならない理由だ。プラタマ(最初)の語は、もっとも主要な、という意味でもある。神々において、私が最初であり、主要なものである。これは神々のなかで私がもっとも偉大であることを意味している。したがって君がアグニを崇めると成功がもたらされる」
「今の君の仕事だが」とエーテル的な声は続けた。「他者の成長を助けることにある。これは君がカイラス山から戻ってこなければならなかった理由だ。帰還は一つの達成でもある。君は山頂にいながら、同時に麓にいることを学ばなければならない。君とつながりを持ち、君を必要とする人々と見つけ、その低さへと行かなければならない。君は彼らを探さなければならず、見つけたら手を差し伸べ引っ張り上げなければならない」
「おお、主プラシュナ・ガナパティ。道を示してください。導いてください!」とサティアナーラーヤナは祈った。
「私はいつも君と共にいる」とガナパティは答えた。「君の母は、この石の中に私を祈った。愛しい子よ!君の祈りは彼女の祈りと共に始まった。君の両親を結婚に導いたのは私だ。君がバンガロールで迷い飢えてしまったとき、あの家に君を呼んで食べ物を与えたのは私だ。君の学校のヴィナーヤカ・チャトルティ祭で君がスピーチしたとき、君を通して話したのは私だ。チャームンディの丘の寺院で叔父とともに働くように君を呼び寄せたのは私で、聖紐式の間に姿を現したのも私なのだ。君の耳に聖なるムドガラ・プラーナ(主ガナパティの古代聖典)の言葉を囁いたのは誰だったと思う? ウパナヤナによって君の崇拝は実を結び始めた。私にとって君は見知らぬ人ではない!」
 これらの言葉に圧倒されながら、サティアナーラーヤナは深い瞑想状態に入っていった。数時間後、スリカンタヤは信じられないような甘い香りによって目を覚ました。彼はすばらしい香りの源を見つけるために起き上がった。すると膝に置いた手のひらを上に向けて、蓮華座で瞑想しているサティアナーラーヤナを見つけた。スリカンタヤは自分の友人を見て息を呑んだ。彼の両方の手のひら、両足の裏から聖灰が流れ出ていた。部屋はその圧倒的な香りに満たされ、聖なる物質がヨギの周囲に小さな山をつくり始めていた。サティアナーラーヤナはその目を開いた。彼は静かにヴィブーティをひとつまみして、スリカンタヤを見た。老人は恭しく両手を杯にして、若者からその灰をプラサードのように受け取った。サティアナーラーヤナは起き上がって、聖灰を包み始めるための紙を取りに行こうとした。スリカンタヤは素早く彼を止めた。
「いいえ、私にさせてください」と彼は懇願した。「あなたは休まなければなりません」。必要とする人々に渡すために、スリカンタヤは静かにその聖灰を小さな包みに入れ始めた。
 サティアナーラーヤナはマットに横たわった。スリカンタヤは仕事を終えると、再び目覚めて日の出の鐘を鳴らすためだけに、ベットに戻った。ベッドから出ると、サティアナーラーヤナがプラシュナ・ガナパティにアビシェーカム(洗礼の儀式)を行っていた。それが終わると、スリカンタヤは再びプラサードを友人から受け取った。
「この石は何ですか?」スリカンタヤは儀式の後でリラックスしているときに尋ねた。
「そのように言ってはいけません!」サティアナーラーヤナは鋭く言い放った。「これはプラシュナ・ガナパティです。彼はとても強力です。あなたは彼を崇めなければなりません!」そして若いヨギはどのようにして主ガナパティが彼のところにやってきたかを友人に話した。

続く

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