ブログ

スワミジの伝記 2-24(『Swamiji The Manifestation』より)

カテゴリー :

第2の周期(1954-1966) 若きスワミ 第24話

サティアナーラーヤナはスリカンタヤの家に引っ越したが、彼は毎日家族に会いに来続けた。毎月彼は家族に給料の全額を差し出し、必要としているときは、夜通しともに過ごした。訪ねていたある夜、リンガンナはひどい喘息の発作に襲われ、咳が止まらなくなっていた。彼はサティアナーラーヤナを一晩中起こしたままにさせ、彼は寝られない時間が過ぎるたびに、祖父に苛立ちを感じていった。朝方には、リンガンナの咳は、孫の朝の瞑想とプージャを妨げることになった。リンガンナはサティアナーラーヤナを呼び、彼の薬を取ってくるように頼んだ。青年は憤りながら薬の入ったカップをつかんで裏庭に行き、エンドリン(殺虫剤)の缶からグラスに移していっぱいにした。
 「死んでしまえばいいのだ、哀れな年寄りは」サティアナーラーヤナはぶつぶつ不平を言った。「咳でみんなを殺す気か!」
 家に戻ってくるとグラスに入ったエンドリンの中に、祖父の薬を加えて混ぜたものをリンガンナに渡して言った。「これを飲んでみてください、おじいさん」
 「いつもより、ヒリヒリするな」と飲みながら言った。
 サティアナーラーヤナはリンガンナをなだめて、残りの全部を飲んでしまうように促した。飲み終えたときには、サティアナーラーヤナは祖父の部屋から逃げていた。少し後にパールヴァタンマは、どうしてリンガンナがうめいているのか見にきた。彼女はリンガンナがお腹をおさえ、痛みにもがいているのを見た。リンガンナは何があったか話すにはひどい状態で、すぐに助けを呼んだ。近所の人たちはすぐにリンガンナを医者へやったが、部屋の中に変な臭いが漂っていることに気づいた後だった。
 検査の後、医者は家族に話すためにやってきた。家族はその診断結果に衝撃を与えられた。「これはまさに自殺未遂です」と医者は言った。「もうこれ以上彼は喘息の発作に耐えられなくなったので、エンドリンを飲んだのです」
 医者はリンガンナにエンドリンを吐き出させ、すぐに命の危険から救われた。回復するには1週間かかったが、その間に喘息の発作は完全に止まってしまった。十分に良くなったころ、家族はなぜエンドリンを飲んだのかを質問したが、その答えに驚愕した。
 10日後、サティアナーラーヤナは嬉しそうに口笛を吹きながら家の中にやってきた。彼の家族は何と言うべきか言葉が見当たらず、ただ祖父がどうなったかだけを伝えた。彼は事件を簡単に次のように片づけた。
「僕は家にエンドリンの缶を置いておくべきではないと言い続けてきました。おじいさんは無視しました。たまたま、薬に入れてしまったのでしょう。いずれにしても、もう喘息の問題は無くなってしまいました。神の恩寵に違いありません!」

続く

PAGE TOP