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シュリーマド・バーガヴァタム 第47話

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宮殿で父からの伯父と伯母を見つけられないためにかなり苛立ちと動揺を露わにしていたユディシュティラをなんとかするために、ナーラダは次のように述べました。

「玩具遊びをする者が、自分の気まぐれで道具をくっつけたり、離したりするように、主もまたご自身の意志に基づいて人間同士を引き合わせたり、切り離したりします。なぜあなたは彼らのことを悲しみますか?すべては神のご意志によって起こります。

あなたがこの世界を恒久的なものか刹那的なものか、その両方が混ざり合っているとみなそうとも、あるいは、この全宇宙を最高の主そのものと考えようとも、彼らのことを悲しむのは間違いです。

私たちは、嘆かわしい人たちを慰めるために、『とにかくこの世界は無常です。なぜあなたは彼らのために悲しみますか?泣いて何になりますか?あなたの涙が彼/彼女に元気を与えますか?』このようにして、私たちは彼らがその事態に対処する勇気を与えます。しかし、私たちが同様の状況に直面したとき、私たちは自分たちにはこのやり方を試しません。自分たちにもそれを適用していればよかったのですがね。非常に落胆し、嘆いています。そして、他人が知恵の言葉で私たちを慰めるようなとき、私たちは『ああ、私はすでにその対処方法を知っています』と考えます。しかし、私たちはまだ嘆き続けています。この悲しみの理由は何でしょうか?すでにいない人たちに対して抱いているのは、極端な愛着と心酔です。

従ってダルマラージャよ!ドリタラーシュトラがあなたの助けなしに生きのびることができないというあなたの不安と無知を放棄してください。あなたは彼らが高齢で、無力であり、盲目であるので、あなたの支援なしには生きられないと信じています。あなたは伯父のヴィドゥラを心から愛している。したがって、あなたは彼ら全員を保護する必要があると信じています。この錯覚を完全に放棄してください。

保護を申し出ているあなたは一体何者ですか。保護するのは神です。主が、彼らの保護を保証してくださいます。あなたが自分の王国を失ったとき、神はあなたを保護なさらなかったしょうか。あなたは国を取り返した後、あなたを守ってくださっていませんか。どの局面でもどんな状況でも、保護してくださるのはパラマートマ(至高の自己)だけです。なぜあなたはそんなに泣くのですか?どうしてそんなに動揺するのですか?あなたの行動は正しいのですか?前を向いて、やるべきことを遂行してください。

この身体は五つの基本要素で構成されています。性質の三つの状態(トリグナ)、永遠の時間、プラーラブダ・カルマ(過去生の行いの結果としての行為)が、身体を完全に制御します。大ヘビに飲み込まれた人はどうやって他人を守ってあげることができますか?同様に、時間の支配下にあるこの身体は、他人に保護を与えることはできません。

大ヘビに飲み込まれた人は他人を守ることができません。彼が他人を守らなければならないと考えているのは何のためですか?

同様に、大ヘビに飲み込まれた人を救うことは可能でしょうか?飲み込まれた人が、けっきょく誰も助けてくれないと嘆いたら、どうでしょうか。彼はそれに飲み込まれていて、彼自身がその事態に直面しなければならないのです。この世でのその人間の時間はもう終わりですので、出ていかなければなりません。泣いているのはなぜですか。

この世界では、手を奪われた生き物は、手を持つ生き物のための食べ物となります。脚がない生き物は、四脚の動物のための食べ物となります。小さな生き物は強い者のための食糧です。こうして彼らは生き残ります。

王よ、この世界全体はパラマートマ以外の何ものでもありません。主はその身体の中にものすべてに行き渡っています。主は、この創造物(身体)の外部のものすべてに行き渡っています。神の幻力によって、神は身体の内外のすべてに異なる姿で現れています。神は多様で様々な姿で現れています。万物に宿る神を見て頭を働かせてください。悲しみを止めてください。

so ‘yam adya mahārāja bhagavān bhūta-bhāvanaḥ
kāla-rūpo ‘vatīrṇo ‘syām abhāvāya sura-dviṣām
すべての生き物の存在の創造の起源である最高の主は、現在、悪魔の破滅のために時間という姿をしてこの世界に生まれました。

主の任務はほとんど終わりに近づいています。あと少しの仕事を残すのみです。 シュリ・クリシュナはこの完成を熱望しています」

ダッタ ナーラーヤナ ダッタ ナーラーヤナ!

続く

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