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シュリーマド・バーガヴァタム 第75話

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第二編第四章

この章では、聖仙スータの返答、創造のプロセスに関するパリクシットの質問、そして物語を幸先よく始める聖仙シュカについてお話します。

聖仙スータは述べました。「聖仙シュカによって教えられたことを完全に理解していたウッタラの息子であるパリクシットは、主シュリ・クリシュナに対して純粋な知性を持って一意専心しました。聖仙ヴィヤーサの息子である聖仙シュカは、真我の化身に関する重要な主題を次のように説明し始めました。

寛大なパリクシット皇帝はシュリ・クリシュナの栄光を聴くことに最高の敬意を抱いています。彼は至高の主に対して絶対的な信愛を持っています。死が彼に近づいていることを知って、彼は現世と来世での快楽に関わる行為すべて(結果を求める行為)を全面的に放棄しました。あなたが今私に質問したように、彼は聖仙シュカに次のように疑問を呈しました。

『聖仙シュカよ!あなたは非常に純粋です。あなたは全知そのものです。あなたの言葉は甘く優しいです。あなたによって語られる主シュリ・クリシュナの物語を聴く際には、私の霊的な無知(アジニャーナ)は洗い流されるでしょう。私は至高の主に関係する主題すべての詳細を知りたいです。
すべてに行き渡っている至高の主は、幻力(マーヤ・シャクティ)をどのように使って、世界の守護神たちの概念すらを超えた、この広大な宇宙を創造しましたか?「彼」はどのようにしてそれを育み、護っていますか?「彼」はどのようにそれを「自分自身」のものにしますか?もっと詳しく説明してください。

無限のエネルギーを持っている原始の主(アーディ・プルシャ)は、主ブラフマーや他の姿で現れます。遊戯によって「彼」は彼らにさまざまな行為を課し、彼らはさまざまに行動します。「彼」がその遊戯的な活動で従事するそのエネルギーは何ですか?これを説明してください。

無限の名声であるシュリ・ハリの超越的で驚異的な行為は、知識のある学者でさえ理解することができないというのが私の確固たる信念です。不可分な幻力(マーヤ・シャクティ)の三つの特質(トリグナ)を同時に全て受け入れるか、徐々に受け入れるかすることで、「彼」はブラフマーや他の神々、あるいは他の様々な化身として現れます。これらの化身を通して、「彼」は無数の行為を実践します。

至高のプルシャであるパラマートマが、三つの構成要素(トリグナ)を伴った根本原質(プラクリティ)によって構成されている身体をどのように受け入れているのかを私に説明してください。私はこの主題に多くの疑念があります。あなたはヴェーダの知識の解説者です。あなたは最高の知識に精通しています。寛大な心で、私のすべての疑いを明らかにしてください』

パリクシットがこのように嘆願したとき、聖仙シュカは次のように至高の主を賞賛しました。

Namaḥ parasmai puruṣāya bhūyase
Sad-udbhava-sthāna-nirodha-līlayā
Gṛhīta-śakti-tritayāya dehinām
Antarbhavāya-anupalakṣya-vartmane
無限の偉大さを備え、創造、維持、吸収の原因である三つのエネルギー(トリ・シャクティ)を遊戯的に受け入れており、あらゆる心に住み、そして、知性が及ばない存在であるパラマートマなるお方、すなわち、至高のプルシャに私は敬意を表します。
高貴な存在(サット・プルシャ)の苦悩を解消し、邪悪な者を拘束し、殺し、そして自由にする、あらゆる存在の内部にあり、行動することを完全に放棄(サルヴァ・カルマサンヤーサ)したヤティ(禁欲者、乞食者)に神の悟りを授け、「自己」の知識によって充足した存在であるシュリ・ハリに私は敬意を表します。

ヤーダヴァ族で最も優れた主シュリ・クリシュナに敬意を表します。献身(バクティ)のない人々は、「彼」の影を垣間見ることさえできません。

「彼」よりも優れたものはありません。「彼」と同等の者はいません。「彼」よりも輝くものはありません。「彼」の輝きとはそれほどのものです。「彼」の原始の姿として過ごすシュリ・ハリに私は敬意を表します。

Yat-kīrtanaṁ yat-smaraṇaṁ yad-īkṣaṇaṁ
Yad-vandanaṁ yac-chravaṇaṁ yad-arhaṇam
Lokasya sadyo vidhunoti kalmaṣaṁ
tasmai subhadra-śravase namo namaḥ
私は無限の名声であり、あらゆる形をした最高の幸福を与える存在である至高の主シュリ・ハリに多大なる敬意を表します。「彼」の栄光を歌うだけで、「彼」のダルシャン(偉人や聖者との謁見)を持つだけで、「彼」について考えるだけで、「彼」の物語を聴いて、「彼」を崇拝するだけで、人間の罪は即座に消滅します。

聡明な人間は、いつでも至高の主の蓮華の御足に奉仕します。これにより、彼らのマインドは、現世と来世の快適さに対する愛着や願望を断念します。彼らは容易に絶対的な瞑想状態に入り込みます。私はそのような無限の名声である主に敬意を表します。

慈善の活動に従事し、偉大な行為を実践し、大いなる名誉を持ち、修行に身を投じ、マインドを抑制しており、マントラの知識を持ち、幸福の化身である至高の主シュリ・ハリ同様に、すべてのサーダナ(霊性の追求や霊的な修行)を提供し、これを通じて最も優れた成果を得る正しい行いの道を歩んでいる人々にも敬意を表します。

キラータ、フーニャ、アーンドラ、プリンダ、プルカシ、アビーラ、カンカ、ヤヴァナ、カーサの家系の人々だけでなく、他の罪人も主シュリ・ハリの帰依者の元に避難し、純化されます。そのような力のある主シュリ・ハリに私は敬意を表します。

「自己」に関する知識の解説者は、「自己」として「彼」を崇拝します。ヴェーダの指導者はヴェーダの化身として「彼」を崇拝します。正義の道を守る者は、法(ダルマ)が人格化した存在として「彼」を崇拝します。禁欲を実践するものは、「彼」を苦行の化身として崇拝します。

非常に純粋な内なるマインドを持つブラフマー、シヴァ、他の神々は、畏敬の念と驚愕の念を抱きながら、宇宙の主であるジャガンナータの純粋な姿を観察しています。主シュリ・ハリが私に満足してくださいますように!

シュリ・ハリ

続く

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