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シュリーマド・バーガヴァタム 第118話

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聖仙マイトレーヤは続けて次のように述べました。

「ブラフマーは、第五のヴェーダとも呼ばれるプラーナ(神話)イティハーサ(歴史)を彼のすべての顔から同時に創造しました。そして、東向きの顔からショーダシウクタとして呼ばれる供犠の儀式(ヤーギャ)を創造しました。南向きの顔から、アグニシュトマとアーグニシュチャヤのヤーギャが現れました。西向きの顔からアティラートラのヤーギャとアープトリャーマのヤーギャが現れました。北向きの顔からゴサヴァとヴァージュペーヤのヤーギャが現れました。

次に同じ手順で、彼は四つの顔から正義(ダルマ)の四肢、すなわち知識(ヴィディヤ)、慈善(ダーナ)、苦行(タパス)、そして真実(サティヤ)を創造しました。彼は人生の四つの段階、すなわちブラフマチャリヤ(学生期)、グリハスタ(家長期)、ヴァーナプラスタ(林住期)、サンニャーサ(遊行期)、そして、各段階における義務を創造しました。

ブラフマチャリヤ(独身)の生活段階に関連する責務は以下の通りです。

聖なる儀式が終わった後、少年はサーヴィトラム・ヴラタ(サーヴィトリの誓約)を三日間実施すべきです。その後一年間は、彼はプラージャパトヤヴラタ(創造主プラジャーパティの誓約)を遵守すべきです。彼はヴェーダの勉強が完了するまでブラフマー・ヴラタ(ブラフマーの誓約)を行い、人生を通してブリハット・ヴラタ(ブリハットの誓約)を引き受けるべきです。これらの四つの責務がブラフマチャリヤの人生の段階に関係しています。

グリハスタ(世帯主)の生活段階に関連する規則は以下の通りです。

ヴァールタ、サンチャヤ、シャーリーナ、シローンチャが守られるべき四つの義務です。農業や生計を立てるためのその他の活動がヴァールタです。穀物などを貯蔵し、ヤグニャ、ヤーギャ、その他の儀式を行い、生計を立てることがサンチャヤです。物乞いをしたりせず、他人から何も求めたりせずに生きるすることが、シャーリナです。収穫期に地面に落ちた穀物を拾い上げること、そして穀物倉庫または卸問屋で地面に落ちた廃棄穀物を集めること、そしてそのような穀物のみを食べて純粋に生きることはシローンチャとして知られています。

人生におけるヴァーナプラスタの生活段階に関連する規則は以下の通りです。

ヴァイクハーナサ、ヴァーラクヒルヤ、アウダンバラハ、ペナパハの四種が、ヴァーナプラスタには伴います。ヴァイクハーナサは、耕作されていない土地で育つ食物を食べる者のことです。ヴァーラクヒルヤはより新しい食べ物を得るとすぐにそれまでの食べ物の備蓄を与えてしまうことです。朝目覚めたときに面した方角からだけ自分たちの食料を入手し、そのことに満足している人々が、アウダンバラです。自然に落ちた果物だけで暮らす者がペナパハとして知られています。

人生におけるサンニャーサ(放擲)の生活段階に関連する規則は以下の通りです。

クチチャカ、バフダカ、ハムサ、そして、パラマハムサの四つに分類されます。決まった場所に住み、定められた放棄の規則に熱心に従っている人が、クティチャカです。必要最低限の行動だけを起こし、専ら知識の道に焦点を合わせる人が、バフダカです。最高の知識を身に付けることに全力を注いでいる人が、ハムサです。高度な知識を持つ者が、パラマハムサです。

以前に、ブラフマーの東の顔からは、解放へと導く知識、すなわちアンヴィークシキ・ヴィディヤと呼ばれる自己についての知識が生じました。南の顔からは、行動と天国の果報について説明するトライー・ヴィディヤが現れました。彼の西の顔からは、農業と商売の知識であるヴァールタという知識が生じました。彼の北の顔からは、王による行政の知識が現れました。

ブーフ、ブヴァハ、スヴァハとして呼ばれる神秘的な祈りも生じました。プラナヴァまたはオーム・カーラは、ブラフマーの心臓の空間から現れました。彼の体毛からウシュニク・チャンダ(ヴェーダの韻律)が、彼の皮膚からガヤトリ・チャンダが、彼の筋肉からトリシュトゥプ・チャンダが、そして彼の神経からアヌストゥプ・チャンダが現れました。彼の骨からジャガティ・チャンダが、彼の骨髄からパンクティ・チャンダが、そして彼の生命力(プラーナ)からブルハティ・チャンダが現れました。彼の魂は母音(スワラ)に、肉体は子音(ヴヤンジャナ)に変容しました。

ウーシュマ・ヴァルナとして知られているアルファベットśa, ṣa, sa, haは、彼のインドリヤ(十の感覚器)に変容しました。アナタスタ・ヴァルナとして知られているYa、ra、la、vaは彼の強さ(バラム)になりました。彼の愉快な活動から音楽の七音、すなわちシャドジャ、リシャバ、ガンダラ、マディヤマ、パンチャマ、ダイヴァタおよびニシャダが現れました。

主は、表現された(出現した)音と、表現されていない(出現していない)音の両方の姿をしています。音は四つの異なる段階の変容を経ます。彼はヴァイカリの姿で外部に現れる音です。これは可聴音です。一方、パラ、パシャンティおよびマデャヤマ・ヴァク(外部の可聴な表現に先行する内的な変容)の音が、出現していない音(不可聴音)です。しかし、主ブラフマーは、表現された音(可聴音)も、表現されていない音(不可聴音)も超越しています。

彼の無限のエネルギーにより、彼は無数の姿で現れます。彼は宇宙の姿で知性の中心に座しています。

音を創造した後、ブラフマーは欲望を抱いていた以前の肉体を捨て、別の肉体を受け入れました。彼は今、創造を拡大することを固く誓いました。マリーチと他の息子は最も有能でしたが、彼らは創造活動を発展させるのを助けませんでした。ブラフマーがそれを実現したのです。

彼は自分自身について考えました。

「おお!驚いた!私はこの創造物を作り出し、そして広めることを際限なく試みている。それでもこの創造物は増えない。運命は私に有利には働かない。これが事実なのだ。疑いようのない真実だ」

彼は今、彼に慈悲深い恵みを浴びせるように主に祈りました。その時彼の肉体は二つに分かれました。

男性と女性の姿がほぼ同時に彼から現れました。「カKa」は主ブラフマーの象徴です。二つの姿が彼の体から現れたときから、両者の結合は「カーヤム」と知られています。

その男はスワヤンブヴァ・マヌでした。彼は宇宙全体の皇帝になりました。女はシャタルパでした。彼女はスワヤンブヴァ・マヌの妻でした。それ以来、この夫婦関係により人口が増え続けています。

スワヤンブヴァ・マヌとシャタルパ夫婦には五人の子どもがいました。プリヤヴラタとウッターナパダが息子たちでした。アークティ、デーヴァフティ、プラスティが娘たちでした。スワヤンブヴァ・マヌは、娘アークティを聖仙ルキ・プラジャーパティに嫁入りさせました。デーヴァフティは、カルダマ・プラジャーパティと結婚し、プラスティはダクシャ・プラジャパティと結婚しました。

これらの聖なるカップルに生まれた子孫を通して、創造物の数は増えていきました。

これで、第三編第十二章を終わります。

ナーラヤナーヤ・ナマハ

続く

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