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シュリーマド・バーガヴァタム 第122話

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シュリハリ

聖仙マイトレーヤは続けました。

「過去にも、デーヴァタ(神々)が、今あなたが表明したのと同じ疑問をブラフマーの前で呈しました。そして、ブラフマーは神々に物語を話しました。私が当時聴いた通りに物語をお話しします。

ダクシャ・プラジャパティの娘ディティは、聖仙マリーチの息子であるカシュヤパと結婚しました。夕暮れ時に、彼女は極度の性的欲求に苛まれ、カシュヤパに子どもに恵まれるように祈りました。

夕方の日没時刻でした。カシュヤパは、犠牲の間で深く瞑想して座り、ホーマの儀礼を通して至高の主に礼拝を行うことに専念していました。至高の主は、ホーマの炎と呼ばれる舌を媒介にして、完全に献身する気持ちでホーマの火に捧げられた供物を受け入れます。

ディティは夫の側へ行き、哀れな声で懇願しました。

「全知全能の主よ!マンマタ(愛と欲望の主)が私に矢を刺しました。私はあなたと快楽に耽ることを望まれています。マンマタは非力な女である私に力を示しています。象がバナナの木を締め付けるように、彼は私の身体を締め付けています。

私の周りの夫婦たちは、みんな子宝に恵まれ、満足して生活しています。彼らの繁栄を見て悲しみで胸が焼けます。したがって、あらゆる姿で私にあなたの恩寵を注いでください。幸運に恵まれますように!

あなたのような性格の息子を持つ女性は、夫から大いなる名誉と尊敬を受けます。シャーストラ(経典)は、夫自身が妻の子宮から子どもとして生まれ変わると述べています。したがって、その子はアートマジャと考えられています。間違いなく、そのような女性の名声は世界中に広がります。

私たちの父ダクシャ・プラジャパティは、私たち娘に対して最高の愛を持っていました。彼は常に私たちの幸福を求めており、そのため彼は私たちの好みを知りたいと思っていました。昔、父は夫の選択について私たち一人一人に尋ねました。私たちの意見を聴いて、父はあなたの性格と特徴に完全に魅了された十三人の娘全員を結婚の際にあなたに差し出しました。

マハトマよ!至高のお方よ!蓮の眼を持つお方よ!すぐさま私の願いを叶えてください。私を祝福してください。困難に悩まされている人が偉大な人に近づいて助けを求めるとき、その祈りは決して無駄になりません」

このようにして、性的欲求にひどく苛まれたディティは、さまざまな方法で夫に懇願しました。

適切な言葉で彼女をなだめようとして、カシュヤパは言いました。

「小心者のお人よ。私は必ずあなたの愛くるしい欲望を満たすでしょう。人が人生の三つの目的、すなわちダルマ、アルタ、カーマを果たすのは妻を介してです。それゆえ、この理由のために、彼の妻の欲望を満たすことを決してやめないでしょう。

Sarvāśramān upādāya svāśrameṇa kalatravān
Vyasanārṇavam atyeti jala-yānair yathārṇavam

舟に乗って、船乗りは川を渡るだけでなく、他の人が川を渡るのを助けます。同様に、妻の助けを借りて世帯主(グリハスタ)は、飢え、渇き、その他の苦しみに満ちたこの海を渡ります。さらに、彼は他の三つの人生の段階に属する人々についても、この恐ろしい海を渡れるようにします。彼は彼らの食料などの生活必需品が足りているかどうかを確認します。

誉れ高い女性よ!聖仙は、幸運を求める男性にとって、妻は自分の身体の残りの半分であると宣言していませんか?自分の債務を女性に預けて、男性は幸福に放浪します。

強力な砦に守られている王は、侵入した小柄な泥棒を簡単に打ち負かします。同様に、感覚(機能)という敵を征服するために、シャーストラの規定に従って、私たちは妻に避難を求めます。楽しい性的な享楽を通して、私たちは徐々に、敵である感覚を打ち負かし、それらを支配することができます。

感覚を支配することは、人生の他の段階の人々にとってそれほど簡単ではありません。ディティよ!あなたは私の家の女王です。私や他の高貴な存在が一生を費やしても、あなたがこれまでに行ったすべてを贖うのに不十分です。あなたのすべてを贖うことは不可能ですが、子どもを生みたいというあなたの願望をしかと満たしましょう。

しかし、愛おしい人よ、「その時」はまだです。一時間だけ我慢してください。そうしたら、人々は私をとがめません。

Eṣā ghoratamā velā ghorāṇāṁ ghora-darśanā
Caranti yasyāṁ bhūtāni bhūteśānucarāṇi ha
Etasyāṁ sādhvi sandhyāyāṁ bhagavān bhūta-bhāvanaḥ
Parīto bhūta-parṣadbhir vṛṣeṇāṭati bhūtarāṭ

いまはやっかいなサンディヤ(夕方の日没)の時刻です。それは恐怖を引き起こします。この時刻は、凶暴な悪魔の時間帯です。サンディヤの時間帯には、夫と妻は会話すらもしてはならないと言われています。

一日に三度のサンディヤがあります。最初は早朝のブラフミ・ムフルタム(日の出直前)、次は正午(十二時頃)、最後は夕方の日没の時間です。そのようなときは、マウナ(沈黙)を実践すべきです。

あなたはその時間帯に私のところに来ました。この時間、ブータ、プレータ、ピシャーチャ(幽霊と精霊)として知られるシヴァに付き添うものたちが歩き回ります。優しいものに付きまとうのです!この時、すべての生類の保護者であるルドラは、彼の乗り物ヴルシャバに乗り、すべての生類を保護するために旅行します。幽霊と精霊が彼に従います。

彼の長いもつれた髪は埃にまみれるでしょう。火葬場の風の力により、髪はもっと乱れるでしょう。彼は金色の肌に灰を塗ったことでしょう。ルドラはあなたの妹のサティの夫です。彼の三つの目、すなわち、太陽、月、火で彼は皆を観察します。

Na yasya loke sva-janaḥ paro vā
Nātyādṛto nota kaścid vigarhyaḥ
Vayaṁ vratair yac-caraṇāpaviddhām
Āśāsmahe ’jāṁ bata bhukta-bhogām 」

シュリハリ・クリシュナ

続く

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