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アナガ・ヴラタ講話その2 Anagha Vratam discourse 2

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2019年12月21日 マイソール

シュリー・アナガシュタミー・ブラタはダッタの帰依者にはよく知られていて、大事なものです。何年もの間、何千人のダッタに信愛を持つ人々がこのヴラタを毎日欠かすことなく行ってきました。彼らはこのヴラタで数えきれない恩恵を体験してきました。
アナガシュタミー・ヴラタはとても素晴らしいもので古来のものです。かつて人々はこのヴラタを見て祝福されてきました。このカリ・ユガでもシュリ・スワミジは人々が行って平和に幸せな生活を送れるように、このヴラタの重要性を広く知らしめています。

主ダッタはこのヴラタをもっとも愛しい弟子であったカルタヴィリヤルジュナに授けました。カルタヴィリヤルジュナは最高の誠実さをもってそのヴラタを行い、千本の手と富と繁栄のすべてをもって祝福されました。もしこれが本当なら、私たちのささいな願いはこのヴラタを遵守することで叶えられるでしょう。崇敬の念を抱く人々の願いが叶うことに加えて、このヴラタは彼らのハートの変容ももたらします。願いを叶えるだけではなく、正しい道を歩めるようにします。このヴラタは思い、言葉、行動で犯した罪を破壊します。困難や障害を取り除きます。気高い意志(サット・サンカルパ)を結実することができます。

2021年の1月6日、プラダナ・アナガシュタミーの日に、ワランガルでスワミジはアナガシュタミー・ヴラタを行うことを望みます。一万人で行わなければなりません。このイベントのプレイベントとしてそれまでの間、スワミジは信愛の念を持つ人々が一千万回のアナガ・ヴラタを行うことを目指します。この目標は達成しなければなりません。そのため皆さん誰もがこのヴラタを家で欠かすことなく行わなければなりません。このヴラタを行うのに制約はありません。信愛と真心をもって、年配者でも子どもでもできます。このヴラタを行うのにカースト、信条、性別の差別はありません。誰でもこのヴラタを行うことができます。個人でもヴラタをやることができます。夫婦だけがやるべきというようなルールはありません。独身の人、寡婦、寡夫もヴラタができます。すべての人に恩恵があります。

このヴラタを行うのはとても簡単です。アナガ・ヴラタのチャート(ヤントラ)に、神を象徴してビンロウジを置きます。ヴラタはターメリック(黄粉)、クムクム(赤粉)、アクシャタ(わずかなターメリックを加えた米粒)で行います。あなたができる範囲に応じてヴラタを行いなさい。アクシャタだけでヴラタを行うこともできます。ビンロウジも無くても構いません。ナイヴェーディヤム(食べ物)として、パンチャカジャヤ(揚げたひよこ豆、乾燥ココナッツ、デーツ、ジャガリー、ギー、これらをすべて挽いて粉にする)を捧げます。代わりに果物や氷砂糖、自分たちの食事のために用意した食事でも神に捧げることができます。これも許されます。家でヴラタを行わなければならないというルールはありません。広い家でしたら、ヴラタを行うための特別な場所を指定することもできます。そうでないなら、都合よい場所で、安定した祭壇にアナガ・ヴラタのチャートを置いて、いつものように部屋/場所を使うことができます。小さい紙にヤントラを書いてプージャの祭壇/部屋に置くこともできます。このヴラタにウドゥヴァーサナ(ヤントラ/カラシャの神性を消してしまう行為)はありません。ヴラタの間に旅をしなければならなくてもヴラタが停止してしまうという心配はありません。旅の間は心の中で「カルタヴィリヤルジュナヤ・ナマハー」と三回唱え祈ります。旅から戻ったら、ヴラタを再開できます。ヤントラやヴラタの祭壇を動かしてはいけないとか移動させてはいけないなどの規定はありません。ヴラタ中、毎日頭を洗う必要はありません。都合がよければ洗えばいいです。ヴラタを行うときには沐浴して、清潔な服を着る必要があります。サトヴィックな食事を摂るのは良いことです。

特別な願いがある人や一刻も早く願いが叶うことを希望する人はヴラタの間は厳格さが守られるのを高めるようにしなければなりません。困難を和らげるためには厳格さを守らなければなりません。困難が減じるのを願いながら、楽しんで気ままにしているようでは、叶いません。ヴラタ・カター(物語)を毎日読む必要はありません。時間に余裕があればヴラタ・カターを読んで、その内的な意味を家族と話し合うこともできます。そのような実践を高めていかなければなりません。退屈だとは言えません。息をし続けることに退屈はしませんね?どうして呼吸を止めないのですか?死んでしまいます。同じように神の名を詠唱したり憶念したりすることを命の呼吸としてみなしなさい!

退屈だとは言ってはいけません。食べたり寝たりするのは退屈ではないのですから。退屈だと絶対言わないように。ヴラタの重要性を理解しなければなりません。休日には子どもたちもヴラタに参加させて、習慣にさせなさい。スワミジが建てた近くのダッタ・クシェートラ(寺院)に行かなければなりません。そこで行われるアナガ・ヴラタにも参加しなさい。家でヴラタをやったから寺院ではやらないとは言わないようにしましょう。時間があるときはヴラタをやらなければなりません。スラムや特権階級の人々があまりいないような地域で彼らにヴラタを行うようにさせなさい。そのような場所での一回のヴラタは百回のヴラタの恩恵があります!一日でできるだけ多くヴラタをやりなさい。何度もやれます。大勢で集まってヴラタを行うことができます。ダッタ・ピータムのウェブサイトにその数を提出します。登録して数を提出しなければなりません。名前を見ています。リストであなたの名前を見たら主にあなたの願いを思念で伝えて祈るので、願い事は叶うでしょう。毎日皆さんがヴラタをしているか見ます。この素晴らしいヴラタの言葉を広めなさい。皆さんこのヴラタの恩恵を実らせなければなりません。世界に恩恵が与えられなければなりません。ですから皆さんこのヴラタを行わなければなりません。家族や友人にもヴラタをさせなければなりません。玄関から玄関へ行ってこのヴラタのメッセージを広めなさい。誰もがこのヴラタに参加しなければなりません。最後の日までに一千万回の目標に到達して、皆さんが主ダッタに祝福されるよう私は祈ります。今日世界には平和と静穏がありません。心は動揺しています。自然災害は増しています。世界じゅうで暴力への抗議の事件が起きています。私たちの国だけではなく、世界じゅうです。私たちの惑星に平和があるように神に祈りましょう。主ダッタが皆さんを祝福しますように。アナガ・ヴラタをやりましょう。このヴラタの素晴らしさとそこから来る恩恵は言葉では説明できません。

ジェイ・グル・ダッタ
シュリー・グル・ダッタ

【アナガ・ヴラタ関連リンク】
⇒アナガ・ヴラタヤントラ[PDFダウンロード]
⇒アナガ・ヴラタ詠唱音源1 [26分で3回のアナガ・ヴラタ実践となる簡潔版 YouTube]
⇒アナガ・ヴラタ詠唱音源2[49分で1回のアナガ・ヴラタ実践となる本格版 Apple Music]
⇒アナガ・ヴラタ詠唱テキスト[English PDFダウンロード]
⇒アナガ・ヴラタの意味と手順[English YouTube]
⇒アナガ・ヴラタカウント登録フォーム
※日本のサットサンガで行ったアナガ・ヴラタのカウント登録は日本センターとしてまとめて行います。重複を避けるために、サットサンガでのカウントは登録せずに、個人で行った回数をご登録ください。

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