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シュリーマド・バーガヴァタム 第183話

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ブラフマーは続けました、「シヴァのところに行って、許しを求めなさい。あなたがたの行動のために、彼は愛する妻と別れることになったのです。あなたがたが発した侮辱的な言葉が、彼を深く苦しめたのです。もしあの神を怒らせたならば、神々全員が協力して、この宇宙全体を崩壊させることになるでしょう。

Nāhaṁ na yajño na ca yūyam anye
ye deha-bhājo munayaś ca tattvam
Viduḥ pramāṇaṁ bala-vīryayor vā
yasyātma-tantrasya ka upāyaṁ vidhitset

シヴァは独立した神です。私も、ヴィシュヌも、いかなるマハリシであっても、彼の真実の姿を理解することはできません!私たちには彼の本当の勇敢さを図ることなどできません!本当のことを言えば、いかなる存在であっても、彼の真相を知ることなどできないのです!それは不可能です。そのシヴァを怒らせたならば、誰が責任を取って彼をなだめるというのでしょうか?誰があえて彼に近づこうと思うでしょうか?」

このように、ブラフマーは神々に教えを説きました。それから、彼は、神々、プラジャーパティ、祖先たち(ピトリ・デーヴァタ)を引き連れて、シヴァに会うためにカイラーサへ行きました。

悪魔トリプラースラを滅亡させたシヴァにとって、山々の中でも至高の山であるカイラーサは、お気に入りの邸でした。完成に達した存在たちが、霊的な達成、薬草、ヨーガ、マントラ、苦行を行って、カイラーサ山に奉仕していました。そこには、ガンダルヴァ、キンナラ、アプサラスといった天界の住人たちが永住していました。

カイラーサ山の山頂は、様々な貴重な宝石や石でいっぱいでした。山頂には、金やヘマタイト等の特別な鉱石がたくさんあって、光り輝いていました。そして、たくさんの薬草、蔓性の植物、木々、茂みに囲まれていました。そこには様々な種類の動物たちが群れになって暮らしていました。

そこにはたくさんの滝があり、水はこの上なく澄んでいました。完成に達した存在たちは、配偶者を伴って、美しい小川、滝、洞窟でいっぱいの山頂を楽しそうに歩き回っていました。山頂の壮麗さに、彼らは喜びでいっぱいでした。

山全体が、可愛らしくさえずるクジャクの鳴き声を木霊しています。甘露を味わって恍惚となっている蜂の大群が、ブンブンと美しいメロディを奏でながら至るところを飛び回っています。カッコーは、絶えず美しいトーンで歌っています。この山の山頂は、様々な種類の鳥たちがうっとりと歌うのを絶えることなく木霊しています。

背の高い木々は、鳥たちの好物の実や柔らかな新芽で光り輝いています。その様子は、まるで山が両手を広げて鳥たちを客として招いているかのようです!象の群れが楽しそうに動いている様子は、まるで山自体が動いているかのようです!滝の水が落ちていくのを聞いていると、それはまるで山自体がおしゃべりをしているかのようなのです!

そこには、カルパヴリクシャ、パーリジャータ、ヒビスクス、マンゴー、カダムバ、ナーガ、プニャーガ、チャムパカ、アショーカ、サンダルウッド、メヘンディ等のたくさんの木々がありました。そのため、カイラーサ山は、それは素晴らしく輝いていました。

何百もの金色の花びらを持つ蓮の花、ジャスミンの蔓、セイヨウキョウチクトウの花、たくさんの美しいジャスミン、カルダモン、ウッタリーニの木、カニの目をした蔓性の植物が繁茂していて、山全体が雄大に見えます。

山は、ジャックフルーツ、バニヤン、イチジクの木、ピーパル、アサフォティーダ、ボジュパトラ、キンマの実、ジュラーラ、ジャムンの木がたくさんあって、一層美しく見えるのです。

バナナ等の一毛作の植物もたくさんあります。さらに、ナツメヤシ、イングダ、モラティ等の木々がこの土地を美しく見せており、カイラーサは、たくさんの竹が生えているようにも見えます。

様々な木々の種類を詳細に述べる必要はありますか?たくさんの花のなる木、実のなる木、蔓性の木についての記述があります。また、美しい滝やその他の水体についても書かれています。鳥たちの美しいさえずり声、花の蜜を味わってうっとりしている蜂のうなり声についても書かれています。バーガヴァタムには、なぜたくさんの種類の鳥や動物が書かれているのでしょうか?自然環境保護は私たちの義務であるという事実をよく理解しなければなりません。ここに書かれている全ての種類の木が貴重なのです。たくさんの種類の木々、動物、鳥たちがいるからこそ、自然は美しくなるのです!

続く

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