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チャクラと内分泌腺

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6つのチャクラとサハスラーラ

●ムーラーダーラチャクラ(根のチャクラ)
位置:脊髄の基底部、肛門の2インチ上、会陰部のなか、つまり仙骨の下の尾骨神経叢の周辺に位置しています。
内分泌器:副腎
神経叢:尾骨神経叢

二つの副腎は、ちょうど腎臓の上に位置しています。それらは三角形になっています。コレステロール、タンパク質、炭水化物の代謝を行っています。体内の塩分バランスも規律しています。また部分的に、思春期の体の変化もつかさどっています。副腎は「闘争か逃走」反応のための準備をします。人の基本的な生存本能を担っています。

●スヴァデシュターナチャクラ(仙骨チャクラ)
位置:生殖器官(性器)に位置し、ムーラーダーラチャクラの2インチ上に位置しています。
内分泌器:卵巣・精巣
神経叢:仙骨神経叢

生殖器官、男性と女性の性器、第二次性徴の開発はすべてこのチャクラによって統御されています。精巣は精子を作り、男性第二次性徴を統御します。女性の卵巣は卵子を作ります。エストロゲンは顕著な女性ホルモンで、女性第二次性徴の発達を統御しています。これらは性器領域の細胞の生成、脳、乳房の発育を担っています。エストロゲンが多くなると、体液貯留、偏頭痛、体重増加、胸、卵巣、子宮細胞の発達率の増加を引き起こします。体のエストロゲンが少なくなると、ほてり、性器の乾燥、肌荒れ、骨の脱灰、泌尿器の問題、記憶喪失などを引き起こします。エストロゲンと同様に男性のテストステロンの過剰は、前立腺の問題を引き起こします。現代科学の知見では、エストロゲン代謝の副産物が乳癌と前立腺癌の原因になるとされています。感情バランス、性的エネルギー、身体的関係のエネルギーは仙骨神経叢に関連しています。

●マニプーラカチャクラ(太陽チャクラ)
位置:臍の後ろ、太陽神経叢近くの、脊柱内に位置している
内分泌器:脾臓
神経叢:太陽神経叢

脾臓はインシュリンとグルカゴンというホルモンを分泌し、その働きは血糖値を維持することです。インシュリンは体内その他の多くの代謝機能を担っています。脾臓 ‘Pancreas’の’Pan’は「すべて」で、’Creas’は「創造」を意味します。脾臓は小腸の後ろに位置します。また太陽神経叢は副腎を直接的に刺激する力を持ちます。これらは順にコルチコステロイド、主にコルチゾールを生成します。これらのホルモンは身体のストレス、運動、手術、飢餓やその他の状況への反応を統御しています。また免疫機能において大きな役割を果たします。またバクテリア性、ウィルス性、その他の感染プロセスへの炎症反応でも大きな役割をもちます。長い間コルチゾールの量が多いと、肉体の免疫機能を鈍くさせ、ウィルス性感染症にかかりやすくなります。太陽神経叢は消化プロセスをつかさどっています。

●アナーハタチャクラ(ハートチャクラ)
位置:身体の心臓の後ろ、脊柱内に位置している
内分泌器:胸腺
神経叢:心臓神経叢

この神経叢は心臓の上に位置し、胸腺と心臓の機能をつかさどっています。胸腺は子供時代の成長に関連します。またリンパ球の生成を行います。このリンパ球は白血球グループに属し、バクテリア、ウィルス、その他の微小有機物から肉体を守っています。医療科学は新たな疾患を認知し、これらはまとめて自己免疫疾患として分類されるものですが、免疫細胞が肉体のタンパク質を異物として認識して反する働きをします。科学者たちは、身体的、環境的、感情的理由によってこの免疫システムの自己破壊的機能が起こると考えています。

●ヴィシュッダチャクラ(喉チャクラ)
位置:首元に位置している
内分泌器:甲状腺・副甲状腺、
神経叢:頚神経節、延髄

喉頭の両側、気管の前には甲状腺があり、甲状腺ホルモンを生成しています。これは体内の代謝を統御する重要なホルモンです。サイロキシンは身体のエネルギーを生み出す働きをしています。副甲状腺は甲状腺の背後にあり、体内のカルシウム代謝を統御しています。これらの内分泌腺は、身体の成長以上に脳の成長により機能的に関連しています。このチャクラは首の位置にあるので、頭と胴体の導線になっています。また雄弁に話す能力にも関係しています。

●アジュナーチャクラ(眉間チャクラ)
位置:眉間、松果体の近くに位置している
内分泌器:脳下垂体
神経叢:視床下部

脳下垂体はよくマスター腺(内分泌中枢)と呼ばれます。脳の凹んだ部分にあり、およそ眉間の中心あたりになります。しかし、それは視床下部から放出されるホルモンによって秩序だって統御されるのに効果的な位置です。この腺は成長、代謝、懐妊、授乳、肉体のいくつかのプロセスをコントロールしています。

●サハスラーラ(王冠チャクラ)
位置:頭頂部の空いているスペースに位置し、すべてのチャクラの上に位置している
内分泌器:松果体
神経叢:大脳皮質
以前は、科学者や生物学者は松果体を一種の痕跡の組織だと考えていました。松果体は小さくエンドウマメくらいの大きさです。松果体はメラトニンを分泌します。メラトニンは脳下垂体、甲状腺、副腎、卵巣、精巣の機能に影響を与えます。これはとても重要な分泌腺です。この分泌腺にたいして多くの研究がされています。メラトニンは長い期間の良質な健康的生活を確保します。メラトニンは夜の間に血液中に放出されます。肉体の日周リズムや生体リズムを担当しています。アルツハイマー病の患者に効果があることも示されています。いくつかの研究によって心臓病を防ぐのを助け、肉体のコレステロール値の維持を助けるとされています。年を重ねるにつれて、メラトニンの肉体への放出量もまた減っていきます。松果体と王冠チャクラは体全体をコントロール下に保ちます。

チャクラと健康

サットチャクラは、プラーナの助けを借りて、肉体各所、内分泌腺、神経叢をコントロールし、肉体を生命エネルギーで満たしています。それぞれのチャクラは、チャクラに伴う身体的、精神的、霊的達成に加えて、人が学ばなければならない実践的レッスンに関連しています。過去の経験、罪の恐れや自己卑下など自分自身についての不適切な理解によってチャクラの振動が阻害されると、そのようなチャクラからのプラーナエネルギーを肉体器官が受け取り、影響を受けます。
人生の出来事はチャクラのなかのプラーナの流れに影響を与えます。チャクラのエネルギーが減少すると、これらのチャクラと結びつている肉体器官に症状が出ます。その結果は肉体の病気や衰弱であり、癌も引き起こしえます。対照的に、ときどき感情的な理由によって、チャクラが重くなり、肉体器官・分泌腺の過剰機能を引き起こすチャクラへのプラーナの過剰流と、炎症や腫瘍のような関連症状がおこります。それぞれのチャクラは前と後ろでつながっているチャクラと密接に関連しています。チャクラに関連する人生のレッスンを理解し、個人のチャクラを安定させなければ、霊的な進歩は不可能です。それは無益なだけではなく、有害でもあります。基礎が強くなければ、霊的な進歩はありえないからです。

出典『ラーガラーギニー・ナーダヨーガ』p337~、p401~

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