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シュリーマド・バーガヴァタム 第14話

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九番目の化身として、主は、優れた聖者たちの祈りに応え、プリトゥ王に化身しました。彼は乳牛の形をとった母なる大地から治癒的な豊穣なる資産を引き出しました。「おお、マハリシよ、その結果、皇帝プリトゥは非常に吉祥な存在とみなされています」

チャークシュサ・マンヴァンタラが満ちた後、すべての海は一つになり陸は海に飲み込まれました。そのとき主は魚の形をとり、ヴァイヴァシュヴァタ・マヌを船の形をとって陸地につなぎ保護しました。マツヤアヴァターラは至高の主の十番目の化身でした。

神々と悪魔たちが熾烈な戦いをしていたとき、十一番目の化身として、すべてに浸透しているマハーヴィシュヌは亀に化身しました。彼は背中にマンダラ山を保ち、海を攪拌する間それを支えました。クールマアヴァターラが十一番目の化身です。

十二番目の化身は主ダンヴァンタリです。彼は海からアムリタの壺をもって現れ、アーユルヴェーダの知識を教えました。

十三番目の化身はモヒニーでした。この化身は悪魔を魅了し、神々(デーヴァタ)がアムリタを飲めるよう守りました。

ナラシンハとしての化身は至高の主マハーヴィシュヌの十四番目の化身です。ナラシンハとして彼は、悪魔の王ヒラニヤカシプを膝に置き、その胃腸を手の爪で引き裂きました。

十五番目の化身で主はヴァーマナとして現れました。主は、皇帝バリの支配下にあった天界を救い出し、主インドラに引き渡すべく、皇帝バリによって執り行われてるヤグニャへと向かいました。3歩分の土地を求めるという口実で、主はインドラ神へ天国を引き渡しました。

パラシュラーマとしての化身のなかで主は傲慢でヴェーダを完全に軽視した王たちの残酷なふるまいを見て激怒しました。彼は二十一回にわたり地上へと行き、傲慢で残酷な王たちから地上のすべてを解放しました。これが十六番目の化身でした。

tataḥ saptadaśe jātaḥ satyavatyāṁ parāśarāt
cakre veda-taroḥ śākhā dṛṣṭvā puṁso ‘lpa-medhasaḥ

十七番目として主はクリシュナ・ドワイパーヤナ、聖仙パラーシャラと母サティヤバティの息子として化身しました。知性が弱まった人類を見て、ヴェーダと呼ばれる巨大な樹木を分割し、多様な分枝へと振り分けました。この仕事によって彼はヴェーダヴィヤ―サという称号を得ました。「ヴェーダヴィヤ―サ」は、「ヴェーダを分割するもの」を意味します。

ラーヴァナ、クムバカルナその他のような悪魔たちを打ち倒す意図をもって、至高の主はスリ・ラーマとして十八番目の化身をしました。彼は王子として生まれました。そして大洋に橋をかけるなどの途方もない数々の業績を達成しました。

十九番目と二十番目の化身として主はヤドゥ族の家系に生まれました。19番目はバララーマとして化身しました。二十番目の化身はスリ・クリシュナです。この二人の兄弟の形で、彼は母なる大地の負担を軽減しました。

二十一番目の化身として、未来のカリユガ初期に無神論者を欺くために主はマガダ国のブッダとして化身するでしょう。

聖仙スータがバーガヴァタムをシャウナカとその他の聖者に教えていたとき、主ブッダとしての化身はまだ誕生していませんでした。このことが、この詩句から理解することができます。

カリユガの終わり、統治者が盗人になり市民に属するほとんど全ての富を横領するとき、ヴィシュヌヤシュの息子、カルキとして化身するでしょう。これが主の二十二番目の化身になります。

これで主の二十二の化身が簡潔に説明されました。この先の章で書かれているハヤグリーヴァとハムサとしての化身を加えるならば、全部で二十四の化身になります。

おお聖仙たちよ!幾千の小さな流れが水に満ちた不朽の湖から出てくるように、無数の化身が善の人格化された主スリハリから現れます。天人、聖者、賞賛する才能をもった皇帝、マヌ、彼の子孫、さまざまなプラジャーパティ(先導者)たちが、至高の主のほんの一側面、一部なのです。

Ete cāṁśa-kalāḥ puṁsaḥ kṛṣṇas tu bhagavān svayam

誰もが至高の主のほんの一部の化身(アムシャ、かけら)です。しかしクリシュナはマハーヴィシュヌそのものです!これらすべての部分的化身は、世界が悪魔によってはなはだしく苦悩にさらされたとき、世界を保護するために現れます。

janma guhyaṁ bhagavato ya etat prayato naraḥ
sāyaṁ prātar gṛṇan bhaktyā duḥkha-grāmād vimucyate

純粋な心、知性とともに、一日に二度、主の化身についての聖なる物語を含むこの聖なる秘典を読む人はすべての苦しみから完全なる解放を得るでしょう!彼はサムサーラと呼ばれれる束縛から救われるでしょう。

至高の主には形がありません。彼はイリュミネーション(チャイタニヤ)の具現化です。主の幻影の力(マーヤ・シャクティ)であるマハト・タトヴァとその他の有効なエネルギー(カルヤ・ルーパ)の助けを借り、この創造世界の全体が、実際のところただ単に自己(アートマ)のなかにあるのです。

雲は風のなかに避難します。風は雲を運びますが、人々は空が運ぶと言います。煙は地にある塵が形を変えたものですが、火に属します。同様に見るという行為(ドルスヤトヴァム)が自己(アートマ)に対して付与されています。

目撃そのものに他ならない「自己(アートマ)」に「見る行為」を課すものは知性を欠いています。

自身の形態として知識を持つ主は、手足などを持つ粗雑な体を持っていません。そのかわり彼はトリグナを超越し、変化しないもう一つの異なった体を持っています。それは見られたことも、聞かれたこともない微細な存在です。これは「微細体」と呼ばれます。

オームナモーナーラーヤナ

続く

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