言葉と教え

【スワミジの教え】欲望が内なる英知を覆ってしまう

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バガヴァット・ギーターは、「煙が火を覆うように、埃が鏡を覆うように、

保護鞘が胎児を覆うように、欲望が内なるグニャーナ(英知)を覆っている」と言っています。

欲望は私たちの最大の敵です。

欲望は、私たちが何者であるか知るのを邪魔します。

サットヴァ、ラジャス、タモ―・グナに基づいて、人は三つのタイプに分けられます。

大部分がサトヴィックな人は最高の人です。

ほとんどがラジャシックな人は平凡です。

ほとんどがタマスな人は最もよくありません。

欲望はサトヴィックな人を非常にわずかに縛りつけます。

ですから最初の煙の例は彼らのことです。

口で軽く吹けば、煙はなくなり、火が見えるようになります。

同じように、サトヴィックな人は少しの努力で欲望を無くして、グニャーナ(英知)を得ます。

ラジャシックな人において欲望は少し強力です。

そのため鏡の埃に例えられます。

鏡をきれいにするには布で吹く必要があります。

同じように、ラジャシックな人は欲望を無くすのに、もっと努力しなければなりません。

いくつかの転生を超えて努力して欲望を克服し、グニャーナを獲得できます。

タマシックな人の中の欲望は深く、そのため胎児に例えられます。

保護鞘が胎児を覆って、人に見られないようにしているように

タモ―・グナ(鈍質)に満ちている人は、怠惰、眠ることに屈してしまい、神を見ることができません。

しかし、三つのタイプの人がサッドグルと関わるようになると、無知から脱出することができます。


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