【スワミジの教え】欲望が内なる英知を覆ってしまう
更新日 : 2025.11.2
カテゴリー : 正しい生き方 / YouTubeチャンネル
バガヴァット・ギーターは、「煙が火を覆うように、埃が鏡を覆うように、
保護鞘が胎児を覆うように、欲望が内なるグニャーナ(英知)を覆っている」と言っています。
欲望は私たちの最大の敵です。
欲望は、私たちが何者であるか知るのを邪魔します。
サットヴァ、ラジャス、タモ―・グナに基づいて、人は三つのタイプに分けられます。
大部分がサトヴィックな人は最高の人です。
ほとんどがラジャシックな人は平凡です。
ほとんどがタマスな人は最もよくありません。
欲望はサトヴィックな人を非常にわずかに縛りつけます。
ですから最初の煙の例は彼らのことです。
口で軽く吹けば、煙はなくなり、火が見えるようになります。
同じように、サトヴィックな人は少しの努力で欲望を無くして、グニャーナ(英知)を得ます。
ラジャシックな人において欲望は少し強力です。
そのため鏡の埃に例えられます。
鏡をきれいにするには布で吹く必要があります。
同じように、ラジャシックな人は欲望を無くすのに、もっと努力しなければなりません。
いくつかの転生を超えて努力して欲望を克服し、グニャーナを獲得できます。
タマシックな人の中の欲望は深く、そのため胎児に例えられます。
保護鞘が胎児を覆って、人に見られないようにしているように
タモ―・グナ(鈍質)に満ちている人は、怠惰、眠ることに屈してしまい、神を見ることができません。
しかし、三つのタイプの人がサッドグルと関わるようになると、無知から脱出することができます。

