音楽

音とヨーガ


ナーダ・ウパーサナ(音楽を通して神を礼拝すること)は解脱へと至る

内なる光は絶えず輝いています。この光は「心」という鏡を通してそれ自身を現します。心に汚れや欠陥があれば、内なる光は歪められしまいます。しかし、実際には、心がどのような状態であったとしても、その光は何ら影響を受けることはありません。心の限界を無視して、内なる光に集中すべきです。この内なる光が神です。神を探究することが人生の目的であるべきです。音楽と神との間には緊密な関係があります。しかし、この関係は、ナーダ(音)に対して、崇敬の念を持って接する時に初めて確立されます。

永遠である原初音「オーム」と結びついたナーダ(音)は、ヨーガの道を通る探求者の目標であり、道でもあります。 ヨーガとナーダ(音)は切り離せないものであるため、一方を達成することで探求者はもう一方の深さを知ることができます。 多くの場合、一方の実践が他方の実践と融合し、実践者を究極の至福であるニルヴァーナ(涅槃)に到達させます。 ナーダ(音)はヨーガの主なインスピレーションの源とされており、シュリー・スワミジによる瞑想音楽は、音楽がヨガの実践において求道者をどのように助けることができるかを体現しています。 世界中には、瞑想の補助として、また内なる旅という最終目標に心を集中させるためにシュリ・スワミジの音楽を使用している複数の組織と何百万人もの信者がいます。 能動的な傾聴と受動的な傾聴はどちらも癒しの目的には有効ですが、ヨーガの修養のためには集中力を伴う能動的な傾聴の方がより適切です。

 現代科学によれば、すべての振動には、聞こえるか聞こえないかの特定の周波数があります。 同様に、すべての音は特定の振動を生成し、複雑な神経経路がチャクラとして知られる複数の神経中枢を通過します。 これらの神経中枢は振動し続け、特定の周波数でナーダ(音)を伝達します。 複合神経中枢の振動の乱れは、潜在的な病気を引き起こす可能性があり、ナーダ(音)によってのみ修正する必要があります。 シュリー・スワミジの音楽は、探求者が次のレベルに到達するのを助けることに重点を置いています。 チャクラとして知られる神経中枢は、自らが生み出すナーダやそれに適合する音楽と常に調和し、実践者がヨーガを通して内なる旅をするのを助けます。

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