シュリーマド・バーガヴァタム 第67話(主の瞑想の仕方)
更新日 : 2018.10.3
カテゴリー : シュリーマド・バーガヴァタム
聖仙シュカは答えました。
Jitāsano jita-śvāso jita-saṅgo jitendriyaḥ
Sthūle bhagavato rūpe manaḥ sandhārayed dhiyā
完全な姿勢で座ることは、継続的な練習を通して達成する必要があります。言い換えれば、求道者は、一定の時間同じ姿勢で座ることができなければなりません。これが第一歩です。
あらゆる生物と無生物を支えるこの目に見える宇宙、そして過去、現在、未来の時が経験されるこの宇宙は、至高の主の粗大な体です。さて、想像を絶するほど巨大なこの主の粗大な体(ヴィラート・ルーパ)について理解を深めよう。
この宇宙全体、すなわち彼の肉体は、7つの囲い(アーヴァラナ、元素)から構成されています。それは、地、水などの五つの基本元素、アハンカーラ(自我意識)、そしてマハット・タットヴァです。この宇宙形態(ヴィラート・デーハ)の至高の意識、または所有者はヒラニヤガルバです。
求道者の心は、ヒラニヤガルバの姿で顕現した至高の魂(パラマートマ)にしっかりと集中しなければなりません。そして、安定した心で、このヒラニヤガルバを瞑想するのです。
宇宙全体を創造したヒラニヤガルバにとって、彼の両足はパーターラ(地獄の一種であり、七つの下層世界の最下位にある)ローカと呼ばれる世界です。足の甲、かかと、つま先は、ラサータラ・ローカと呼ばれる世界を構成しています。足首はマハータラ・ローカです。宇宙の軸(膝から足首までの脚の部分)はタラータラ・ローカです。
この主の両ひざはスタラ・ローカです。両脚の太ももはアタラ・ローカとヴィタラ・ローカです。腹部はブータラ(地球)です。宇宙は臍と呼ばれる池です。
マハルシたちはこのようにして主の宇宙の姿を描写します。
この創造の原始的存在であるヒラニヤガルバの胸は、天界(スワルガ、高次の世界)です。主の首はマハール・ローカです。口はジャナ・ローカです。主の額はタポ・ローカです。無数の頭を持っているその無限の主にとって、その頭がサッティヤ・ローカです。マハルシたちはこのようにして至高の主を瞑想します。
(下から順番に説明する方法で、普遍的な姿における十四の惑星系が示されました)
インドラ神と他のデーヴァタ(神々)は主の無数の手を形成します。方角は、主の耳です。音声(シャブダ・タンマートラ)は、主の聴力(シュロトレーンドリヤ、音の知覚)です。
アシュヴィニー神群は、主の鼻孔です。香り(ガンダ・タンマートラ)は、主の嗅覚です(ガラーネーンドリヤ、香りの力)。主の話す力(ヴァーゲーンドリヤ)は、燃え上がる火です。
マハーヴィシュヌにとって、二つの世界(ドヴィローカ)は二つの目、すなわち太陽と視覚(チャクシュール・インドリヤ)です。昼と夜は彼のまぶたを形成します。彼の眉毛の戯れるような動きは、四面ブラフマーの住処です。
五大元素のひとつである水が、主の顎です。精妙な味覚(ラサ・タンマートラ)は、主の舌です。無限の主にとって、ヴェーダはブラフマラーンドラ(頭頂の王冠の開放部)です。死の神ヤマは、主の奥歯です。
あらゆる存在が、子孫に対して愛情の気持ちを持つのは当然のことです。この愛は、主の歯です。あらゆる存在を虜にするマーヤー・シャクティ(幻影の力)は、主の魅惑的な微笑みです。私たちが見るこの広大な物質宇宙は、主のマーヤー・シャクティの遊戯のような眼差しです。
上唇は、至高の主の謙虚さです。貪欲は、主の下唇です。ダルマ(正義)は、主の胸です。アダルマ(不正義)は、背中です。プラジャーパティは、性器です。ミトラとヴァルナは、主の睾丸です。海は子宮です。巨大な山は、主の骨です。
この広大な宇宙をその身とするマハーヴィシュヌにとって、川はナーディ(精妙なアストラル神経)です。樹木は、主の体毛です。風は、主の呼吸です。時間は、主の動きです。
自然の三つの特質、すなわち純粋の特質(サットヴァ・グナ)、情熱/行動の特質(ラジョー・グナ)、および惰性の特質(タモー・グナ)の影響を通じてすべての存在を創造することが、主の仕事です。
雲は、主の髪の毛です。女神サンディヤー(二十四時間のサイクル、すなわち早朝、午後、夕方の三つの時間帯)は、主の衣服です。 プラクリティ(すべての創造の根源である自然)は、主の心臓です。植物の生命の避難所である月は、主の心です。
万物である主にとって、マハト・タットヴァ(全宇宙的知性)こそが主の知識です」
この普遍的な姿は、ヴェーダのプルシャ・スークタム(プルシャの讃歌)に他なりません。スークタムを毎日聴けば、私たちは主の宇宙的な姿を理解することができます。
「ルドラ神は主のアハンカーラ(自我)です。馬、ラクダ、ラバ、象は主の爪です。牛、鹿、および他のすべての生き物は、主の腰を形成します。ヴェーダの知識に精通したマハルシたちは、主をこのように瞑想すべきだと述べています。
主の卓越した芸術的才能は鳥の姿をとっています。主がサプタ・スワラ(7つの音)を奏でる時、鳥はガンダルヴァ、ヴィディヤーダラ、チャーナラ、アプサラスといった神聖な天上の存在の姿をとっている。」
ナーラーヤナ!シュリーマン・ナーラーヤナ!

