言葉と教え

シュリーマド・バーガヴァタム 第151話

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カピラは教えを続けました。

「24の原理(5 + 5 + 10 + 4 = 24)が、この宇宙の存在の主たる原因です。パラブラフマーはそれらを統括し、宇宙の姿で顕現します。

地、水、火、風、空は、5つの基本(粗大)元素です。匂い、味、形、感触、音の5つの微細な要素(タンマートラ、知覚)が粗大な要素が存在する原因です。

耳、皮膚、目、舌、鼻は5つの感覚器官です(ジニャーネーンドリヤ)。話すこと、手、足、生殖器官、排泄器官が5つの行動器官(カルメーンドリヤ)です。このように10の感覚があります。

その中で起こる変容に基づいて、マインドには4つの段階があります。それらは、思考と想像の形態で処理するマインドであるマナス、分別するマインドのことであるブッディ、「私」という感覚のことであるアハンカーラ、過去の印象の貯蔵庫であるチッタです。

このように、宇宙として顕現する主には24の原理があります。時間は25番目の原理です。時間をプルシャ(真我)の神聖な顕れと考える人もいます。

霊的な無知のために個々の存在は、物質原質(プラクリティ)やその働きと一体になってしまいます。彼は自分が行動の行為者であると誤った認識しますが、実際にはそれらは、トリグナ(3つの属性)の働きです。このため、人は時間を恐れます。

創造以前は、根本原質の善性、情熱、無知(サットヴァ、ラジャス、タマス)の属性は平衡状態にありました。それらは調和していました。その時点では、根本原質に変化は見られませんでした。この平衡状態の間、神は3つの属性内に不均衡を引き起こす動きを作り出しました。この運動を引き起こす主は、時間として呼ばれています。

Antaḥ puruṣa-rūpeṇa kāla-rūpeṇa yo bahiḥ
Samanvety eṣa sattvānāṁ bhagavān ātma-māyayā

主の錯覚を引き起こす力を媒介として至高の主はすべての生類の内にも外にも存在します。主が存在の中にいるとき、彼はプルシャ(真我)として呼ばれます。主が外側に広がるときは、主は時間として呼ばれます。

時間はトリグナ(3つの属性)の中の平衡をかき乱し、その中に混乱を引き起こします。プルシャ(真我・彼)は、このプラクリティ(根本原質)を彼の精液、すなわち彼の純粋な意識(チャイタニヤ・シャクティ)と受精させ、今や安定しなくなっています。根本原質はこうして受精されて、マハー・タットヴァすなわち全宇宙の知性として顕現しました。

マハー・タットヴァには変化がありません。それは全創造の根源です。このマハー・タットヴァは、目に見えない形でその中に含まれている創造物を目に見えるものにし、消滅の時にはその輝きを覆っていた完全な闇を破壊します。

Yat tat sattva-guṇaṁ svacchaṁ śāntaṁ bhagavataḥ padam
Yad āhur vāsudevākhyaṁ cittaṁ tan mahad-ātmakam

マハリシ(聖仙)は、聖典によって称賛されるこの意識(チッタ)について述べています。それは善性(サットヴァ)、純粋(スヴァッチャ)、平静(シャーンタ)の特性が豊富にあり、至高の主を理解できる場所です。意識(チッタ)はマハー・タットヴァです!それ自体がヴァースデーヴァです。それは神の礼拝です。

意識(チッタ)の本来の特長は、純粋で、変化のない、穏やかさです。それは、大地に触れる前の自然な段階の純粋な水のようなものです。

マハー・タットヴァは、主の純粋な意識から現れました。それは、3つのタイプ(善良、情熱、無知)からなる、行動を志向するアハンカーラ(自我の感覚)として変容し、現れました。

このアハンカーラ(自我の感覚)のマインドから、10の感覚と5つの粗大な元素が生まれました。聖仙(マハリシ)は、このアハンカーラはマインド、感覚、5つの粗大な元素の形の中にあり、主アナンタにほかならないと述べています。無数の頭を持つこのアナンタは、サンカルシャナとしても知られています。

アハンカーラには次の特徴があります。デーヴァタ(主宰神)の姿おいて、それは行為者の感覚(カルトルトヴァ)を持ちます。諸感覚の姿において、道具(カーラナトヴァ)の役割を担います。5つの粗大な元素の姿において、結果(カールヤ)の役割を担います。

善性(サットヴァ)の特性の影響を受けたアハンカーラ(自我の感覚)は、穏やかで幸せです。激性(ラジャス)の特性に影響されると、不安定の特徴を持ちます。無知(タマス)の特性に影響されると、それはのぼせ上がりや怠惰の特徴を持ちます。

サトヴィック・アハンカーラ(善性の特質から生まれた自我)が変容し、それからマインドが生まれます。その意思と想像力から、欲望が生まれます。マインドは10のすべての感覚の主であり、アニルッダとして知られています。このアニルッダは、冬の蓮のような青みがかった黒い色をしています。ヨーギは徐々にマインドを統御し、それから主を熟考します。

その後、ラジャシック・アハンカーラ(激性の特質から生まれた自我)が変容し、それから知性が生まれます。「知性」は、地上の範囲内にある他の対象物について学習するのに役立ちます。感覚が対象物に関する知識を獲得するのに役立ちます。

疑問、混乱、決断力、回想、深い眠りは知性の特徴です。サムシャヤ(疑念)は、一つの対象物について様々な異なる理解を持っていることを示しています。ある物体を別の物体と間違えることは、ヴィパルヤ(混乱)を意味します。それは誤った同一視です。確固たる知識はニスチャヤです。

知覚器官(ジニャーネンドリヤ)と行動器官(カルメーンドリヤ)は、激性の特質(ラジャサ・アハンカーラ)から生まれます。その中で、行動(カルマ)は生命エネルギー(プラーナ)に依存していますが、知覚は知性(ブッディ)に依存しています。

タマサ・アハンカーラ(無知の特質)は、主の純粋な意識によって引き起こされ、それによって変容します。ここから微細な音が現れます。この微細な音から、空間が生まれました。

音について。聴覚器官(耳)が音を把握します。音は言葉の意味が確実に理解されるようにします。言葉を発する人にとって、それは人が思い出すのに役立ちます。音は空間の微細な形です。これらすべてが音の特徴です。

空間は、その中に物が存在する機会を提供します。さらに、物の内側と外側のすべてに浸透します。ナーディ・ランドラの形で存在する空間は、生命のフォース(プラーナ)、マインド、感覚の住まいになります。これらの機能が空間の特徴です。

感触について。微細な音から、空間が生まれました。時間の影響により、この空間は変容します。この変容から微細な感触(スパルシャ・タンマトラ)が生まれました。皮膚は触覚の器官です。暑さ、寒さ、柔らかさ、硬さが感触の特徴です。

この微細な感触から、風が生まれました。風は、葉っぱや他の物の動きの原因です。それは物を1つの場所に集めます。それはすべてに浸透します。香りを鼻に運びます。音が耳に届くのを助けます」

ケーシャヴァーヤ・ナマハ

続く

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