言葉と教え

シュリーマド・バーガヴァタム 第256話

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“Asāv eva varo ’smākam īpsito jagataḥ pate
Prasanno bhagavān yeṣām apavarga-gurur gatiḥ

おお宇宙の主よ!あなたは解放を与えるお方です。探求者を解放の道へと導くお方です。 私たちはあなたに全託します。至高の主であるあなたが、喜んでくださいますように!

あなたは自然を超越しています。超越的な栄光は無限であるため、あなたはアナンタとして称賛されています。カルパヴリクシャの木(願望成就の木)が見えるときに蜂が普通の木に近づかないように、あなたの蓮華の御足を私たちに直接使わせていただけるときに、なぜ些細な欲望を追いかけなければならないのでしょうか?

Yāvat te māyayā spṛṣṭā bhramāma iha karmabhiḥ
Tāvad bhavat-prasaṅgānāṁ saṅgaḥ syān no bhave bhave

あなたが投げかけた幻想のせいで、私たちは惑わされて、成果を求めて果報的行為を行うことに夢中になっています。これに囚われて、私たちは輪廻転生の中で果てしなく回転しています。主よ、私たちのすべての転生において、あなたの最愛の信奉者たちと関わる幸運に恵まれることを求めます。

天界と解放の喜びは、主の純粋で熱心な信奉者たちと一緒に過ごすほんのわずかな時間の前では消えてしまいます。そうであれば、人間が享受する些細な世俗的な喜びの無意味さについて言及する必要が特にあるでしょうか?

聖なる信奉者たちとのサットサングでは、至高の主の超越的な物語が語られます。その影響により、サットサングに参加する人々は世俗的な束縛に対する無執着を育みます。同時に、敵意、恐怖、不安などの感情が心から追い払われます。この物語の間、定期的に、あなたは栄光に輝きます。

主シュリハリは、至高のサンニャーシ(放棄者)たちにとっても目的地です。聖なる聖地を浄化したいと願うあなたの熱心な信奉者たちは、その場所へ歩いて行きます。輪廻転生を恐れる人が、そのような聖なるマハトマとの交わりを楽しめないなどあり得るでしょうか?

おお主よ、私たちはあなたの最愛の友であるシヴァとひとときを過ごすことができて幸運でした。輪廻転生と呼ばれる病気を治療するのは、困難でほとんど不可能な仕事です。しかし、シヴァとの友情のおかげで、私たちはこの病気の医者であるあなたに身を委ねることができました。

おお、イーシュワラよ!私たちは熱心にヴェーダを学びました。常にグル、長老、ヴェーダ学者の指示に忠実に従って、彼らを喜ばせてきました。兄弟、友人、年長者だけでなく、創造されたすべての存在に欠点を見つけることなく敬意を表してきました。長い間、私たちは水の中に立ち、食べ物を断つ厳しい苦行を行ってきました。至高の神であり、すべての存在の中に住まう主であるあなたが、私たちの努力を喜んでくださいますように!これが私たちが求めるすべてです。

タパスやその他の苦行によって完全に浄化され、あなたの中に完全に確立しているスワーヤンブヴァ・マヌ、ブラフマー神、シヴァ神、その他の神々だけが、あなたの神聖な栄光を理解できないわけではありません。それでも、彼らは個々の能力に基づいて、あなたを称えます。このため、私たちもあなたを称賛します。

Namaḥ samāya śuddhāya puruṣāya parāya ca
Vāsudevāya sattvāya tubhyaṁ bhagavate namaḥ

あなたはすべての存在の中に平等に存在する純粋な意識です。あなたは内なる住人です。あなたは完全に純粋で、すべての物質的存在を超えています。あなたは超越的です。あなたはヴァースデーヴァです。おお、主よ、私たちは善の化身であるあなたに敬意を表します」。

このように、プラチェーターたちは至高の主を称賛しました。シュリハリは、彼に全託した人々に対して父親のような愛情を持っています。彼はこのように彼らの願いを叶えました。長い間彼のダルシャンを受けた後でさえ、彼らは満足せず、永遠に彼を見つめるその状態に留まりたいと思いました。彼らは主がそこから動くことを望みませんでした。しかし、それでも主は自分の住居に戻りました。

プラチェーターたちが今、海から出てきました。彼らは、大地全体が木々で覆われて、その高さはまるで空に届くかのようになっているのを見ました。木々が大地全体を覆っているのを見て激怒しました。彼らは木々から大地を解放しようと、口から火と風を放ちました。木々が灰になろうとしていたとき、ブラフマー神がやって来ました。心地よい言葉でなだめて、彼らの試みを終わらせました。彼は木々を守りました。彼は恐怖に震えていた残りの木々を安心させました。

その後、彼の命令に従って、木々は娘をプラチェーターたちに嫁がせました。

トリヴィクラマーヤ・ナマハ

第257話へ続く

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