言葉と教え

心の沈黙こそがマウナ(沈黙)

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2025年3月4日スイス、レンツァーハイデ でのマウナ(沈黙)セミナー 
ウエルカムプログラムでのシュリー・スワミジのご講話

ハリヒ・オーム・タット・サット
ガム・ガナパタイェー・ナマハ

マウナコースへようこそ。

カイラーサのようなこの美しい場所で4の日間の旅です。ここはヒマラヤのようです。美しい雪、良い気候、そして力強いバイブレーションがあります。ここに住む人々はとても幸運です。まるでヒマラヤに住んでいるかのようです。ヨーギーはタパス (苦行) のために常にヒマラヤのような寒い場所を選びます。彼らの瞑想はタパ(苦行)であり、すべてのチャクラに熱を生み出します。それが体温をコントロールします。だからこそ、ヒマラヤでは良いエネルギー、健康、良いブッディ(知性)、強い感覚、エネルギーを強く感じれること、シッディ(超常的能力)が得られるのです。

クンバ・メーラについて聞いたことがあると思います。とても強力で、144年に1回開催されます。ナーガ・サードゥとシッディ・プルシャについて聞いたことがあるかもしれません。サードゥとシッダ・プルシャは何百万人もいます。彼らの寿命も200~300年です。非常にパワフルです。サードゥの中にはさまざまなアカダに住んでいる人もいます。サードゥの 75%はヒマラヤの洞窟に住んでいます。何を食べて、どのように暮らして、どうやって肉体と感覚器官を制御しているかは驚くべきことです。さまざまなサーダナ、タパ(苦行)をします。なぜなら神とともにいて非常に幸せだからです。

私たちはすべて感覚器官、肉体に依存しています。サードゥは肉体、感覚器官、カーマ(愛着)、クローダ(怒り)を忘れています。サードゥたちは6つの敵を征服しましたが、私たちは常に肉体、つまりカーマ(愛着)とカルマ(行為)について考えているため、常に敗北しています。それが私たちが苦しんでいる理由であり、幸せではない理由です。私たちは肉体がアートマンであると考えています。あらゆる種類の設備と快適さが必要です。暖かさや涼しさ、カーマ(愛着)を求めます。病気、混乱、喧嘩を欲します。心は混乱しています。肉体に執着したいのです。しかし、ナーガ・サードゥは執着していません。シヴァ神、神にだけ執着しています。そのような状態を得るのは非常に難しいことです。私たちはみなこの世界の人間です。おそらくそのサードゥたちは人類ではありませんが、シヴァ神とヴィシュヌ神にもっと強い執着と絆を持っているのです。

私たちは高い地位を望んでいますが、サーダナ(修行)は行いません。努力したいと思いません。いつも設備を求めています。暖かさ、涼しさ、睡眠、食べ物、喧嘩、そして肉体への執着。わかりました、それもいいです。私は文句を言っているわけではありません。しかし、私たちは何か、より高みに行きたいと切望していますが、この世界を手放すことができないのです。感情さえもです。

私たちはカーマ(愛着)、クローダ(怒り)、ローバ(貪欲)、嫉妬、不幸の非常に強い感情を持っています。私たちは泣いています。満足感がありません。満足感を実践しなければなりません。真の幸福を経験する人はほとんどおらず、それさえも数日しか続きません。また戻って、皆、このマーヤー(幻想)で役を演じています。マーヤー劇です。

それでも、ヴェーダーンタの言葉を使って知識人のようによくしゃべりますが、実践はしません。数時間または数分、数日間練習して、そしてまた失敗します。だからこそ、私たちはナーガ・サードゥ、シヴァ、ヴィシュヌに祈って、実践する力を与えてもらわなければならないのです。しかし、最初のステップはマウナです。それは瞑想における強力なステップです。私たちにはマウナが必要です。

心の沈黙が本当のマウナです。このサードゥたちは食べたり話したりもしません。彼らは世界とのつながりを持っていません。しかし、私たちは常にすべてのつながりを必要としています。これらすべてのマーヤー(幻想)的なものに非常に依存しています。彼氏、彼女、子ども、お金、暖かさ、涼しさ、病気、混乱が必要です。そういうものが好きでも、ヴェーダーンタや瞑想について話します。分厚い本を勉強して、研究して、さまざまなアーシュラマを訪問して、練習、練習、練習してますます高い目標を目指します。それはすべてドラマです。また失敗して泣くまで、ほんの数分または数日しか続きません。あまりにも多くの本を読んで、あまりにも多くの講義を聞くので、多くの混乱があります。これはさらなる混乱につながります。心と体は混乱しています。最初の薬はマウナです。

マウナは肉体よりも力を与えてくれます。良い瞑想を行ってください。おそらく次の、次の、次の転生で得られるかもしれません。人々は常にモークシャ(解放)を求めます。そうではなく、今世で実践してください。ゆっくりと浄化されます。ナーガ・サードゥの境地に達するには多くの生涯が必要です。1回の人生、1回のコース、100万回のコースではありません。そこから得られるものはほとんどありません。しかし、この線、メソッドで実践すれば、探究は良いものになります。

私たちは皆、このマウナのコースに非常に興味を持っています。実践することだけです。沐浴のようなものです。このような瞑想が必要です。4日間だけでなく、毎日実践してください。日々の実践をすることだけです。証書はありません。マウナは人に教えることはできません。ヨーガや音楽を教え、証明書を受け取ることはできますが、マウナは簡単ではありません。個人的な努力です。マウナは教えることはできません。コースではなく、苦行です。自分の野心、願い、考えを犠牲にします。私たちはそれらを神に明け渡します。アートマ・アルパナ = 全託です。

また、実際的なヴァイラーギャ(無執着)にもつながります。ヴァイラーギャとは、表面的なものではなく、内的な無執着を意味します。すべてを手放すことはヴァイラーギャではありません。悪い考え、カーマ(愛着)、クローダ(怒り)、その他の6つの悪徳を捨ててください。神以外の考えを持ってはいけません。心の中でプラナヴァ・ナーダ(原初音)、つまりオームの音を保持することができます。

マウナを実践すると、内的にプラナヴァ・ナーダを体験できます。私たちはここで4日間のマウナを実践していきます。少しずつ実践するにつれて、心を浄化していきます。ハートは常に純粋です。ブッディ(知性)を浄化する必要があります。ナーダはオームカーラでもあります。最終日には、ナーダ・チキツァ(音による治療)を行います。皆さんを祝福します。(コンサートでは)アートマン(真我)、心、感覚と一つになってください。集中すれば、シヴァ神から良い祝福を受けるでしょう。

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