言葉と教え

第六巻 第七章

この章では、ナーラーヤナ・カヴァチャについて解説されています。

パリクシット王はマハルシ・シュカに尋ねました。
「おお、尊敬すべきグルよ！ あなたは、インドラ神はこの永遠に強力なカヴァチャ、至高主自身の化身であるそのカヴァチャによって守られていると仰いました。さらに、このカヴァチャの力によって、悪魔たちはその乗り物もろとも完全に滅ぼされ、インドラ神は三界の豊穣を享受できるようになりました。どうか、このカヴァチャを私に教えてください。また、ナーラーヤナ・カヴァチャによって力を得たインドラ神が、強力な武器を持った悪魔たちをどのようにして倒したのかを知りたいのです。」

マハルシ・シュカはこう答えました。
「皇帝よ、神々はトヴァシュタの息子であるヴィシュワルーパを祭司に任命しました。その後、インドラ神の祈りに基づき、ヴィシュワルーパはインドラ神に聖なるナーラーヤナ・カヴァチャを教えました。今、私はカヴァチャを唱えます。どうか注意深くお聞きください。」

このエピソードでは、シュリー・スワミジの声で聖なるナーラーヤナ・カヴァチャを聴くことができ、幸運です。

第337話へ続く