【スワミジの教え】牛について
ガーヴォー・ママーグラトー・ニッティヤム・ガーヴァハ・プルシュタター・エーヴァ・チャ
ガーヴォー・メー・サルヴァッタシュチャイヴァ・ガヴァーム・マッディエー・ヴァサーミャハム
(意味)牛がいつも私の前、後ろに、そして周りにいますように。私は牛たちの中に住みます。
デーヴァタたち(神々)は私たちが行うヤグニャ(供儀)を通して食べ物を得ます。
食べ物に大喜びして、神々は雨を降らせます。
雨によって私たちは良い穀物を得ます。それは、地上の食物は私たちが行うヤグニャに依存しているということです。
ですが、牛乳、ギー、カードがなければヤグニャを始められません。
ある時、甚大な干ばつが起きました。人間も動物も皆、死にかけていました。
牛の生産物がなかったので、ヤグニャは中止されました。そのため、デーヴァタたちは食べ物を得られませんでした。
そのため神々は空腹でした。大地に雨を降らすことができませんでした。
ブラフマーは神々や人間の空腹の窮状を見て、悲しみました。
ブラフマーはゴウローカ(牛の界)へ行ってクリシュナに祈りました。
牛のスラビの尾っぽから、クリシュナはカーマデーヌ(願いを叶える牛)を生みだしました。
カーマデーヌはたくさんの牛を産みました。
地上はすぐに牛でいっぱいになりました。
牛の生産物ができたので、人々は喜んでヤグニャを開始しました。
神々は食べ物を得ました。お返しに神々は雨を降らせました。
雨のために、地上全体に穀物が育ちました。
人間は食べ物を得ました。健康で幸せになりました。
このことから、牛の価値を知ることができます。
私たちは牛を保護して礼拝しなければなりません。