シュリーマド・バーガヴァタム 第507話(アンバリーシャの系譜)
更新日 : 2026.2.5
カテゴリー : シュリーマド・バーガヴァタム
アッチュターヤ・ナマハ
第九巻 第六章
この章では、マーンダータとサウバリの物語が語られます。
マハルシ・シュカは続けてこう話しました。
「アンバリーシャ王には、ヴィルーパ、ケートゥマーン、シャンブという3人の息子がいました。ヴィルーパにはプリシュダシュヴァという息子がいました。プリシュダシュヴァの息子がラティータラです。
ラティータラは長い間子どもに恵まれませんでした。その後、彼はマハルシ・アンギーラに自分の血統を救ってほしいと懇願しました。マハルシ・アンギーラは自身の輝きをラティータラの妻に授けました。彼女は多くの息子を産み、それによって彼らの血統は救われました。
ラティータラの妻を通して生まれたこれらの子どもたちはラティータラの王朝に属していましたが、アンギーラ・ゴートラ、すなわちアンギーラの血統に属していました。したがって、彼らは戦士(クシャトリヤ)一族とバラモン一族の混じりあったものでした。。
マヌがくしゃみをした時にその鼻孔から生まれたイクシュヴァークは、百人の息子をもうけた。
これらはすべて、親があくびをしたり、くしゃみをしたりした時に子どもが生まれるという神聖な誕生であることを忘れないでください。これらはすべて正当な目的のために起こります。
「彼らのうち、ヴィククシ、ニミ、ダンダカは年長でした。イクシュヴァークの100人の息子のうち、25人がアリヤヴァルタ地方の東側を、さらに25人がアリヤヴァルタ地方の西側を統治しました。3人の息子はこれら2つの地方の間の地域を統治しました。残りの47人は、それぞれの土地の王として他のすべての方角を統治しました。
ある時、アシュタカ・シュラッダーの儀式を執り行っている最中、イクシュヴァークは息子のヴィククシに言いました。
「息子よ、早く非常に純粋な肉を手に入れてくれ。」
ヴィククシはすぐに森へ向かい、供物にふさわしい動物を狩しました。その過程で彼は疲れ果ててしまいました。」
当時の劫の時代、供物を捧げ終えると、供物を捧げた者は聖水を用いて動物を蘇らせました。カリユガにおいて、動物を供物として捧げた場合、それを生き返らせる力はあるのでしょうか?動物を殺してその肉を食べる、それだけです。
「極度の疲労に苦しんでいたヴィククシは、供物として捧げる動物を集めなければならないことを忘れていました。空腹を満たすため、彼は殺したウサギを急いで食べてしまいました。残りの動物は王国に持ち帰り、父に渡しました。
イクシュヴァークはその肉をグル・ヴァシシュタに差し出し、その肉を用いてシュラッダのー儀式(祖先のための儀式)を始めるよう懇願しました。その肉の一部が食べられたことを知ったマハルシ・ヴァシシュタは、王にこう言いました。
「王よ、この肉は不浄であり、祖先への儀式に捧げるにはふさわしくありません。シャーストラの教えを無視して、あなたの息子ヴィククシが肉を食べたのです」
イクシュヴァークはこれを知り激怒しました。もしその動物を供物として捧げていれば、蘇らせて森に放つことができたはずです。しかし、息子の行いによって蘇らせることは不可能になってしまったのです。イクシュヴァークは息子の悪行を理由に、直ちに彼を王国から追放しました。
偉大なヨーギーであったイクシュヴァークは、グル・ヴァシシュタと至高の本質について議論しました。この議論の結果、彼はジュニャーナ・ヨーガを確立することができました。彼は肉体を捨て、絶対主と一体となりました。
その後、ヴィククシは王国に戻り、統治しました。彼は多くのヤグナを行い、至高主を礼拝しました。以前ウサギの肉を食べていたことから、サシャーダとして有名になりました。
プランジャヤはヴィククシの息子でした。彼は数々の輝かしい功績により、インドラヴァーハ、カクツタとして名を馳せました。その詳細を話します。どうぞ聞いてください。
クリタ・ユガの終わり頃、神々(デーヴァター)と悪魔たちの間で危険な戦争が勃発し、万物を滅ぼすかに見えました。悪魔に敗れた神々はプランジャヤに助けを求めました。プランジャヤはインドラを自分の乗り物とすることを条件に同意しました。至高神シュリーハリはインドラをプランジャヤの乗り物とするよう命じました。インドラは巨大な雄牛の姿をとりました。
プランジャヤは戦いの準備を整えました。彼は甲冑を身につけ、天界に属する弓を手に持ちました。鋭い矢を手に取り、雄牛に乗り、そのこぶに腰掛けました。神々は彼を惜しみなく称えました。彼はヴィシュヌの輝きによって大いに力を得ました。
プランジャヤは神々と共に西方に位置する悪魔たちの住処を攻撃し、破壊しました。激しい戦いが続き、その場にいたすべての人々の体が震え上がりました。プランジャヤは強力な矢を放ち、敵対するすべての悪魔たちをヤマの住処へと追い払いました。
プランジャヤは破壊の烈火のように獰猛で、悪魔たちは降り注ぐ矢に苦しめられながら、パーターラと呼ばれる下層の惑星にある住処へと逃げ帰りました。
聖なる王プランジャヤはこうして悪魔たちを征服し、彼らの首都とそのすべての富を天界の神インドラに明け渡しました。それ以来、彼は都市(プラ)の征服者(ジャヤ)、プランジャヤとして知られるようになりました。彼が雄牛のこぶに座っていたことから、カクツタと呼ばれました。彼はインドラを乗り物として保持していたため、インドラヴァーハナとして知られていました。
プランジャヤの息子はアネーナサです。アネーナサの息子はプルトゥです。プルトゥの息子はヴィシュワランディです。ヴィシュワランディの息子はチャンドラです。チャンドラの息子はユヴァナーシュヴァです。ユヴァナーシュヴァの息子はシャーバスティです。シャーバスティはシャーバスティ・ナガラとして知られる都市を建設しました。彼の息子はブルハダシュヴァで、その息子はクヴァラヤーシュヴァです。
マハルシ・ウッタナカを喜ばせるため、勇敢な王クヴァラヤーシュヴァは2万1千人の息子たちと共に悪魔ドゥンドゥを倒しました。それ以来、この勇敢な王はドゥンドゥマーラの称号を得ました。しかし、その戦いで、彼の三人を除く他の息子たちは、悪魔の口から立ち上る激しい炎に焼かれてしまいました。三人の息子とは、ドルダーシュヴァ、カピラーシュヴァ、バドラーシュヴァです。ドルダーシュヴァの息子はハリャシュヴァ、ハリャシュヴァの息子はニクンバです。
ニクンバの息子はブルハナーシュヴァ、その息子はクルシャーシュヴァです。クルシャーシュヴァの息子はセーナジット、その息子はユヴァナーシュヴァです。ユヴァナーシュヴァには子どもが生まれませんでした。ユヴァナーシュヴァはこれを嘆き悲しみ、百人の妻たちと共に森へと隠棲しました。
第508話へ続く

