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シュリーマド・バーガヴァタム 第31話

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ヴァス神群の中で最も優れた存在であるビーシュマは、時宜にかなった正義(ダルマ)の法則に非常に精通しており、到着したすべての人々を甘美な言葉で歓迎しました。偉大な存在であり、矢のベッドに横たわっているビーシュマは、立つことが出来ないで彼らを歓迎しました。それゆえ、視線と言葉で敬意をもってすべてを歓迎しました。

超越的な力を使って人間の体をまとった宇宙の主である主クリシュナが傍らに座っていました。彼の偉大さを良く知っていたビーシュマは自分のハートにいる主を熟考し、心の中で崇拝しました。主の能力に気がつかないでいることがビーシュマにとって可能でしょうか?どうして主の栄光を知らないでいることができるのでしょうか?心の中で彼は主を思い、崇拝していました。

愛と謙虚さに満ちたパーンダヴァたち、孫息子たちは彼の右側に座りました。彼らを見ているだけでビーシュマの心は愛情の涙で満たされました。その目は喜びの涙でかすみ、彼らをきちんと見ることができませんでした。

パーンダヴァの息子たちを見ながら、ビーシュマは言いました.

「おお、何というひどい不幸がふりかかったことか!なんと不当な事か!主クリシュナに従うパーンダヴァの息子らよ、あなたたちは正義で満ちた人生に導かれていた。そのような正義の人々でさえ多くの困難と無限の苦しみを受けなければならないとは、なんと間違ったことだろうか?

あなたたちの父パーンダヴァ王が他界してから、私の義理の娘クンティーはとても小さな子どもたちと共に残された。子どもたちと一緒にクンティーはまたひどい困難を経験し、苦労をした。あなたがた全員が人生において多くの困難に見舞われた。

あなたたちはどれだけ多くの苦しみを受けなければならないのだろう?間違いなくあなたたちとカウラヴァ両者が私の中では平等であった。あなたたちはいつも主クリシュナに保護を求めていた。これらすべてにかかわらず、あなたたちが苦しまなければならなかったのは私にとって苦しみである。

これは時の影響に他ならないと信ずる。時に支配されている誰もが、その命令に従わなければならない。ちょうど雲が主ヴァーユ(風の神)の支配下にあるように、世界全体がその支配者を含め、時間の支配下にある。

もしそうでなければ、ダルマの化身ユディシュティラが王であり、こん棒を握りしめた偉大な戦士ビーマ、ガンディーヴァの弓を振り回す偉大な弓術者アルジュナが常に彼を守護をし、スリ・クリシュナが友達、保護者として彼のそばに留まっているときに、どうやってこんなことが起こりえるのか?どうして困難が彼にふりかかることができるだろうか?それは時の力に他ならないのだ!

偉大な戦士ビーマとアルジュナはユディシュティラを守るために常に彼の横にいた。クリシュナ、至高の主は彼の友達であり、保護者であった。それでも正義の化身ユディシュティラは人生において無数の困難に直面しなければならなかった。これは時(カーラ)の影響なのだ。

おお、ユディシュティラ!誰も主クリシュナの意図と計画を理解することはできない。彼はいつもあなたの側にいるのだが、あたかも、ある時は側にいるようであり、ある時はいないようでもある。あなたを通して仕事をしているようだが、自分は何の関わりもないと言う。しかしあなたによってなされた仕事の手柄は彼にあるようである。これらすべての彼の行為は私たちの理解を超えている。

彼はアルジュナに任務を実行させ、そこに自分の役割はなかったと主張した。彼はアルジュナに無執着の感覚を引き起こし、そしてそれに役目がないことを主張した。彼は武器を取り、戦うことをアルジュナに強制した。彼は言った。『私は解放する者である。私は束縛する者である。私はあなたに彼を殺すよう依頼した者である』おお、我が神よ!彼の行動のどれもが理解の範囲を超えている。彼の驚くべき意図は想像を絶するほどである!

至高主の不思議な意図を理解しようとした著名な学者たちですら、錯覚に陥る!

たとえ、彼が私たちの眼前にあり直接見ることができても、私たちは彼を理解することはできない。もし彼が見えないなら、私たちは自分たちのカルマに絡まって、どれくらい多く苦しまなければならないのだろう!私たちの側にいながら彼は、『私はこれをした』と言う。違う時には、『私はこれをしなかった』と言う。時に彼は『私はすでにあなたに言った』と言う。違う時に彼は『私はこのやり方を話していない、私はあなたが言ったように正確に行った』と言う。時に彼は『すべてはわたしに属する』と言う。他の時に彼は『私は何の役目も持っていない。このすべてはあなたのカルマだ』と言う。もし彼の身体が存在するときにこのような状態であるならば、彼が見えなくなったときにどんなことが起こるだろう?

したがって、神の意志としてこのすべてを受け入れ、主に委ねるのだ。正義を守り、市民を守りなさい。嘆き悲しむことをやめなさい。あなたをここに連れてきたのはこの悲しみであることを知っている。今、泣いて何になるだろうか?戦争の前に嘆き悲しんだとしても、それも何にもならない。そのとき、あなたは戦争の後に悲しみが残ることに気づいていた。

あなたは正義に立脚し支配していることに満足している。また、残酷で罪深い人々を排除し満足している。これら邪悪で罪深い人々のほとんどがたまたま親類であったので、あなたはとても悲しんでいるのだ。なぜ、今その行動を後悔する?なぜ彼らを殺し罰したことで、あなた自身を責めるのか?その必要はまったくない。

この主クリシュナが宇宙の至高主であることに気づいているのか?彼は根源の神、アディ・プルシャ・シュリマン・ナーラーヤナなのだ!ひっそりとヤドゥの家系の中に住みながら、自身の創造力(幻影の力)によって地上全体を幻影のなかに置いているのだ!幻影の力を使って、すべての存在を包んでいる!私たちの周りにいて、私たちと一つでありながら、これらを成している!

主シヴァ、神聖なる聖者ナーラダ、聖仙カピラはこの至高主の能力をよく知っている!彼らは深く理解している。しかし、彼らもそれについて無知であるかのように放浪しているのだ。

あなたはこの至高主を母方の従兄弟として、恩恵を施す人、幸せを祈る人、親友、そしてとても良い相談役として考えてきた。そして、あなたの使者、大臣、兄弟の御者として、彼を用いてきた。ああ!これがあなたの主への扱いなのか?あなたは至高主があなたの兄弟の馬車の御者であることを許した。彼のことを有益な助言をする大臣として考えた。戦争前、敵陣に彼を使者として送った。あなたの代わりに彼は行った。そこで、彼はカウラヴァ族によって屈辱を何度も受けた。彼が自分自身を束縛することを許したのだ。

幻影を払いのける至高主は、あなたの傍らにいてさえ、あなたが警戒しないように幻影下にあなたを置いていたのだ。

あなたは彼が誰であるかを知っているのか?彼はすべての中に存在する真我の現れなのだ。彼の目には誰もが平等である。偽りの自我認識から自由である。彼は好き嫌いを超えている。どんな形の区別からも自由である。大きい仕事と小さい仕事と区別しない。永遠の目撃者として存在している。すべてを照らし、すべてを観察する。彼は幻影の下にすべての人を置く。彼はすべての仕事の支配者だが、何もしていないかのように現れる。

すべての人を平等に取り扱うが、完全に彼に献身している人々に無限の慈悲を持っている。これは特別なことである。彼はすべての人の中に存在する光であり、そしてすべての人を平等に扱うが、熱心な帰依者のために特別な一角を持っているのだ。もしあなたが彼が最も愛している人が誰かを尋ねるなら、それは全献身と共にすべてを彼に完全に委ねた帰依者だと答えよう。

まさに今、私は人生を放棄するところだ。このような時に、至高主クリシュナ自身がダルシャンで私を祝福しに来ている。これは彼の無限の慈悲を示しているのだ。」

スリマン ナーラーヤナ!

続く

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