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シュリーマド・バーガヴァタム 第79話

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主ブラフマーは、プルシャ・スークタム(プルシャ讃歌)を聖仙ナーラダに説明しました。私たちは、プルシャ・スクタムの記述に従って主の普遍的な化身について議論しています。

Sarva-kāma-varasyāpi hareś caraṇa āspadam
「ナーラダよ!至高の主の普遍的な化身である主シュリ・ハリの御足は、すべての欲望を満たす!

「彼」の性器から、さまざまな液体、生殖のエネルギー、創造のエネルギー、雲、プラジャーパティが生まれた。「彼」の性器は官能的な喜びの根源となっている。肛門は、ミトラとヤマ(死の主)の場所となっている。災難、悪、嫉妬、暴力、地獄、不幸、そして死は「彼」の肛門から出てくる。

敗北、不義、霊的な無知は「彼」の背中から生まれた。東に向かって流れる川も西に向かって流れる川も、「彼」のナーディ(微細精妙な神経)のネットワーク(活動網)から生じる。「彼」の骨のネットワーク(活動網)から、大きな山々が生まれた。これはヴェーダに記載されていることである。有名な聖仙らによっても言及されている。

すべての物質の微細な原因(ムーラ・プラクリティ)は、食べ物と呼ばれる本質的なものに変質した。海は「彼」の腹から現れた。すべての生き物の微細体は「彼」の心臓から生じた。

あなた、シャンカラ、あなたの兄である聖仙サナカと他の聖人、神々、悪魔、人間、蛇、鳥、様々な種類の爬虫類、気性の穏やかな動物、ワニやその他の野生動物、ガンダルヴァ、アスサラ、半神ら、幽霊、あらゆる種類の霊、蛇、先祖、シッダ、ヴィディヤダーラ、チャーラナ、木々、昆虫、イモムシ、動物、宇宙、惑星、星、銀河、星座、雷鳴、稲妻など、それらは主の普遍的な姿以外の何者でもない。

この世界では、過去、現在、未来の時期に関係するすべてが、至高の主によって遍く行き渡っている。そのような広大な世界でも、普遍的姿の10インチほどしか満たしていない。

「彼」の光線をともなう太陽は、太陽の外側さえも照らす。同様に、シュリ・ハリ(自らを照らすパラマートマの普遍的な姿)は、彼の内外にあるものすべてを照らす。
聖仙ナーラダよ!シュリ・ハリは永遠の存在であり、破壊されえない。「彼」は、究極の解脱を与える存在である。解脱の化身である「彼」は、成果のある行動を超えている。したがって、「彼」の偉大さは比類のないものなのだ。

様々な宇宙がすべて集合しても普遍的な姿のたった1フィートしか構成していない。すべての多様な形態を持つ生物は、「彼」の普遍的な身体の一部である別々の宇宙の中に存在するというだけである。

マハル・ローカと呼ばれる惑星系は、ブー、ブーヴァル、スヴァハ・ローカよりも高次に存在する。マハル・ローカの上には、ジャナ・ローカ、タポ・ローカ、サティヤ・ローカがある。これらの至高の惑星系では、恐怖、死がなく、病気や老いの恐怖とは無縁だ。

禁欲の誓約を厳格に遵守し、ブラフマーの道(ブラフマーチャルヤ)をひたむきに歩む人々、ヴァーナプラスタの規則を厳格に遵守する人々、そして偉大な修行者(ヤティ)たちは、生まれ変わりの束縛から自由である。そのような偉大な人々は、決して生まれ変わることはなく、ジャナ・ローカ、タポ・ローカ、サティヤ・ローカと呼ばれる惑星系に旅立つ。

住まいを所有する人生の段階(グラハスタ・アシュラマ)では、他の三つの段階と比較して規則と制限が最も少なくなっている。このような所帯持ちは他の三つの世界だけに到達する。
私たちのシャストラ(聖典)は、カルマ(行動)とウパーサナ(礼拝/熟考)について説く。人間は、これらの二つの両方に献身を示す。すなわち、見返りのある行動(報酬を期待した行為)を楽しむという次元に向かう南方への道を歩む人がいる一方で、解脱に向かう北方への道を歩む人もいる。いずれの道も、その人の行動に対して実りある結果を与える至高の主の支配下にある。

すべての宇宙が至高の主から純粋に生じたのと同様に、主の普遍的な姿も至高の主から純粋に生じた。太陽がその内と外に存在するすべてを照らすように、自らを照らすものである至高の主は、主宰神すなわち普遍的な化身(ヴィラート・プルシャ)とともにすべての宇宙を照らしている。照らしつつも、「彼」はそれらを超えて君臨し、それらすべてに遍く行き渡る。このヴィラート・プルシャの至高性は比類のないものである。

私は至高の内なる支配者であるシュリ・ハリの腹から生まれた。その時、ヤグニャを執り行う目的で、私は至高の主の四肢は例外として何の物質も手に入れることができなかった。

ナーラダよ、聴きなさい!主催者がヤグニャを執り行うためには、動物、薪、生贄の祭壇、草の束、特定の土地、春もしくは適当な季節が必要となる。さらに、指定の容器、穀物、ギーおよび他の関連した食材、蜂蜜および他の甘い液体、金および他の金属、鍋、指定の泥、水および司祭が必要となる。ヤグニャの成果を至高の主に捧げるための方法と同様に、スヴァハと他のマントラ、司祭に捧げられた牛と、他のダクシナの品々、神々の名前の朗読の際の指定の順序、ヤグニャ・サンカルパとヤグニャを執り行う手順、生贄の広間で行われる儀式、詠唱や他の形式の礼拝、過ちを償うための手続き(プラヤスチッタ)、これらすべては、ヤグニャを執り行うために不可欠である。

私は、私のヤグニャの目的に応じた材料すべてを普遍の主の四肢からのみ調達することができた。このような方法で、「彼」から材料すべてを調達することができたので、私はヤグニャの手続きを通して「彼」を崇拝したのだ」

ナーラーヤナ!ハリ ナーラーヤナ!

続く

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