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ダッタ・スタヴァの唱え方③

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ダッタ・スタヴァ Datta Stavaの唱え方①

ナマハ、ナマスカーラの意味 Datta Stavaの唱え方②

これは究極の神であるグルの根源的パランパラ(系譜)です。これ以上に偉大なパランパラはありません。これは、ダッタが全ての神々にとってのグルでもあるからです。このため、ダッタのパランパラ(系譜)はデーヴァ(神)・グル・ムーラ(根源)・パランパラと呼ばれるのです。このマントラを唱えた後に、もし自分個人のグルの系譜があるのなら思い出す必要があります。
このようにして、グルの系譜を思い出した後にだけ、実際のマントラに進む必要があります。

全てのマントラ(ストートラ)は三つの違った目的を果たします。
1)アイヒカ:世俗的な目的、つまり悲しみ/困難を打ち消す、この世界での安楽を与えるために使うことができます。「おお主よ、この困難を取り外してください」と人は祈ります。
2)アームーシュミカ:私たちの中にあるバクティ(信愛)の思い、ダルマ(正義、道義)、霊的な考えなどを高めるためにマントラを唱えることを意味します。別な言葉で言えば、私たちを霊的な存在に変えることです。
3)パーラマールティカ:ここでは、マントラを唱えるその神に一つになるという思いで、非利己的に唱えます。マントラを唱えることで、神に何か期待するということはありません。

その中でも、三番目のものが間違いなく最高のものですが、最初の二つの方法が正しいやり方とふさわしい意図で唱えられるときには、三番目の段階に徐々に導いていってくれます。神との一体性(アイキャン)の思いが徐々に沸き起こります。そのため多くのマントラでこの三つのウパーサナ(念拝)のやり方が互いに組み合わさって、連動しているのです。簡単に言えば全てのマントラは、世俗の困難を軽くして、バクティ(信愛、献身)、知識を高めるために唱えられ、至高のものに溶け込んでいるという思いで非利己的に唱えるのです。

パーラマールティカ(三番目)の段階では、「おお主よ、あなただけを求めます。ほかのものは求めません。欲望もありません。願えば願うほど、実現して楽しむのにもっと転生をしなければなりません。ですからどうかあなたに溶け込ませてください。今生の困難をなくすようにお願いすれば、私の困難なカルマを完了するためにまた生まれ変わらなければなりません。そうすれば困難に遭わなければなりません」

そのため、賢明な人は困難からの救済を決して求めません。「おお主よ、この困難に立ち向かう精神的強さをください」と彼らは祈ります。現実逃避は彼らの得意分野ではありません。愚かな人は問題からの救済のために祈るのです。その人は霊的な残高を無駄にするのです。残高はすぐに無くなってしまいます。「おお主よ、この困難を取り除いてください」「エンジニアの大学に息子が入りますように」と要求をしながら、その時点での礼拝や祈りは跡形もなく消えてなくなります。

賢明な人は「おお主よ、祈り、ジャパ(マントラを繰り返し唱えること)、ナーマ・サンキールタナ(神の御名を歌うこと)、パーラーヤナ(シュローカなどの詠唱)があなたに溶け込むのを助けてくれますように。これ以外は、何も求めません。自分の問題すべてに立ち向かおうとしています。この病気の時期を経験します。苦しみと困難に耐えうるエネルギーと叡智で祝福してくだされば十分です。しかし問題が全て取り除かれてしまえば、おお主よ、霊的残高はなくなってしまい、それを望んでいません。タパス(苦行)やプージャー(儀式)、パーラーヤナが、あなたに溶け込むための助けになってほしいのです。それ以外には残高を使いたくありません。あなたに溶け込むために、相当な残高が必要です。これまで私が行ってきたことは、溶け込むのに十分ではありません。努力を増やす必要があります。愚かにもこの残高を、直面してやりきるべき世俗的なささいな問題に使うならば、資産を無駄にすることになります。資産はゼロになり、新たに努力し始めなければなりません。それは辛いものです。そばにいてくださればそれで十分です。あなたの恩寵をいただければ十分です。この困難に全て、喜んで立ち向かいます。私のカルマをなくします。しかし私のプンニャ(徳)を守ってください。あなたに溶け込むことのためだけに使いたいのです。

ちょっとした店やレストランを出しても、資金や株を愚かにも自分たちや家庭のものに使う人たちがいます。しょっちゅう自分たちのレストランで食事をしたり、店の食料品を自分たちの台所で使ったりします。洋品店を経営しているのであれば、自分たちが着るために一番いいものを取ってしまいます。その結果、お店はすぐに破産してしまいます。霊的なことにおいても、同じことが適用されます。神にアビシェーカムをして、その結果個人の問題の解決を求めるのでしたら、その祈りから生み出された良いエネルギー(プンニャ・徳)は使い果たされてしまうということです。

それどころか、このダッタ・スタヴァは説明した三つ全ての目的を叶えます。スワミ・ヴァースデーヴァ・サラスワティが三つのタイプの人々に適した祈りを取り入れました。

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