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シヴァ・アートマ・真実

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小片のような無数の原子がブー・マンダラ(地球)にあります。それは神の創造です。
シヴァの精神は、全世界、銀河、宇宙に広がっています。シヴァは真実です。シヴァはあなたに喜びと幸福を与える吉祥の主です。彼は形をもたず、単なるビンドゥ(点)として形の中に存在しています。しかし、わたしたちはシヴァにリンガム(※)の形を与えました。シヴァについて瞑想するとき、わたしたちはシヴァと繋がり、一なるものになります。では、シヴァの本質とはなんでしょうか? 幸福が存在する所に浸透している真実そのもの、それがシヴァの信条です。シヴァは、このように、サティアム(真実)シヴァム(善) スンダラム(美)です。

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※サッチダーナンデーシュワラ・リンガムのプージャの様子

真実は永久です、そして、アートマ(自己、真我)も永久です。アートマは性別をもたず、名もなく永続する真実なのです。アートマは一つであり、分割できないものです。三つ、四つ、あるいはたくさんのアートマというものはなく、たった一つのアートマがあります。あなたとわたしには、まったく違いがありません。というのは、わたしたち全員が一つのアートマだからであり、アートマはすべてに偏在しているからです。それならば、なぜわたしたちはお互いに違いを感じるのでしょうか?ブッディ(知性)が、これらの違いをもたららし、一つの形を他の形と区別します。

今、アートマが一つであるならば、これらのプージャ(儀式)、アランカラ(装飾)、アビシェーカム(洗礼)の必要性はどこにあるのでしょうか? たしかにアートマは一つです。しかし、身体はたくさんあります。感覚器官を通して、神像のような外的な物質次元の現れを感知するためには、このおびただしい数の体が必要であり、神像を崇拝することは、神像を創造したわたしたち自身の必要性を満たすことになるのです。この行為に駆り立てられる性質をもった物質的な体は、規律を必要とします。神はわたしたちの家族で、親族です。彼は、これ、それ、であり、全てです。神はあなた自身の意見であり、あなたが神を創造しました。あなたが神はそこにいないと言ったとしてもOKです。偉大な聖シャンカラチャリアは、それは一つの暗号であると言いました。これさえも捉え方の一つに過ぎません。

空はそれ自体で自立しています。これが真実です。これが神です。ではなぜプージャ(儀式)、アビシェーカム(洗礼)、アランカラ(装飾)といった子供じみた遊びをしているのでしょうか?それはまさしくあなたの中の子供を喜ばせるためなのです。あなたたちは子供たちであり、規律に従わなければなりません。あなたのマインドは汚れた質問でいっぱいであり、あなたはマインドを綺麗にして、混乱を解決する必要があります。聖なる師の寺院での一時間で、あなたは真実に到達するために必要な集中と純度を引き出すでしょう。六つの感覚器官(※)は、永続しない一時的な事実を感知しながら唯一の真実を識別することを教えられる必要があります。身体は寒さ、暑さ、暖かさを感知し、たしかにそれらは事実です。しかし、これらの感覚的なものだけを知るのでしょうか? 話を深めるために言うのですが、プージャ(儀式)もまた一時的なものです。わたしたちの感覚器官が与える幸せは一時的なものなのです。真実が永遠のものならば、わたしたちはいったい何を探しているのでしょうか? 純粋な至福は、精神的な知識においてのみ到達されるのです。あなたの言葉は虚しいものです。あなたの喜びも涙も役に立ちません。無用な道具を使って、あなたはある程度の喜びを達成します。感覚器官が感知するものを真実だと誤って認識すると、あなたは問題に巻き込まれます。これが真実だと考えてしまうため、永続的な種類の経験をすることができません。あなたは感覚を超えていくことによって真の事実を体験できるように努力しなければなりません。プージャと礼拝はこのための優れた補助となります。物質の一時的な幸福へ常に意識を向けていることは、結果としてあなたの成長にとって障害になります。事実誤認を無くす必要があります。たとえば、朝露はとても美しく、青々と茂る芝生の上でとても魅力的です。しかしそれを水として使用することができるでしょうか。露の雫は水ではありますが、集めることはできません。雨水は集められ、保存され、使用されることができます。それは役に立ち、事実でもあります。このように神は役に立つプージャ(儀式)を与えたのです。それは非永続的なものから、永続するものへわたしたちを導くのです。

このサッチダーナンデーシュワラ・リンガムは、スワミジにとってとても親しみのあるものです。暗闇が去り、叡智の光があなたの人生もたらされますように。スワミジはあなたを祝福します。
マイソール、ダッタピータムにおける講話(2004年11月15日)より

リンガム… シヴァを意味する象徴石。卵形をしている。
六つの感覚器官… インド哲学では、通常の五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)に加えて、思弁機能のマインドを第六感として捉える。

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