言葉と教え

腫瘍の悪性の消失

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スディール・グラム博士、マイトリ・グラム博士(アメリカ・インディアナ州ニューバーグ)

腫瘍の悪性の消失

シュリ・スワミジとの美しい体験を語ることは恩恵であると感じていますが、それを書くのは簡単なことではないと思います。私たちの体験を分かち合おうとしてみましょう。私たちが初めてシュリ・スワミジと会ったのはシュリ・スワミジがインディアナ州ニューバーグを訪問した1993年の夏でした。私たちはシュリ・スワミジの長年のデヴォティーのシュリ・ラクシュミーナーラーヤナとラタ宅でのシュリ・チャクラ・プージャへの参加を招待されました。その後シュリ・スワミジのコンサートにも参加し感動し楽しみました。それから私たちはシュリ・スワミジのバジャンに大変関心を持ち、音楽を楽しむために定期的に「サットサンガ」に参加していました。しかしそれから約1年後、予期しない健康問題に出くわしたのです。

当たり前の一日が始まりましたが、同じようには終わりませんでした。祈りをしている夕刻、突然私は首の左側が腫れているのを感じました。その腫瘤を触ってみると感触は固く、大きさが非常に大きいものでした。本当に怖くなり、夫に見せてみました。私たち夫婦はお互い医師であり、それが何を意味するのかわかっていました。別のものと証明されない限り、それは通常はガンのものでした。眠れぬ夜を過ごしました。夜がそんなに長いものとは考えたことがありませんでした。朝一番に一般の外科医のところへ行き、CTスキャンを含めすべて精密検査を受けるように言われました。同日、三つの専門分野の医師たちに会いました。腫瘤が首にあったため、更なる診察のため耳鼻咽喉科にも呼ばれました。耳鼻咽喉科の医師は腫瘤が確実にガンのものであり、私たちの友人たちにはそれがガンでなければ珍しいものであると説明し、生検を行うことを示唆しました。

私たちは完全に打ちのめされ、スワミジに助けていただけるように深刻に祈っていました。私は自分の祈りのプロセスが終わるまでは生検を受けないと決めていました。その夜、友人のナリニ(ミシガン州サギノー)にシュリ・スワミジに祝福いただけるよう連絡してもらうために電話しました。ナリニとその両親(父はヴィジャヤワダのシュリ・チョーダリ、母はヴァースンダランマ)はシュリ・スワミジの長年の非常に熱心な帰依者でした。彼女はスワミジに連絡を取ってみて連絡をくれると言ってくれました。その夜、何時間も奮闘した後、眠りました。私は、海辺でシュリ・スワミジが椅子に座っているという美しい夢を見ました。シュリ・スワミジは御足を私に見せて、その御足にふれさせていただいている私を祝福してくださいました。夢はわずかな時間でしたが、人生において最も貴重で平安のあるひとときでした。起きてからその夢を記憶し続けました。その静けさを失いたくなかったのです。少したつと電話が鳴り、友人のナリニからでした。その夜、シュリ・スワミジご自身がナリニに連絡をくださり、その時に彼女と一緒にいらしたお父様のシュリ・チョウダリに話されたというのです。私の病状についてスワミジに言及されたそうです。彼女が言うには、シュリ・スワミジは祝福をくださり、「ダッタ・スタヴァム(ダッタの祈りの詩句)」をできるだけ多く唱え続けるように言ったそうです。私の夢の中にシュリ・スワミジが現れたのと同じ時刻に友人のナリニと話されていたということがわかりました。

スワミジは私の夫の夢にも現れて、何も心配することはないと夫を安心させてくださいました。その後生検を受けましたが、外科医が驚いたことには、ガンではないことがわかったのです。私たちはこの問題で多くの心痛を抱えてきましたが、私たちの善のために、またシュリ・スワミジのリーラと祝福を目撃するためにその出来事が起きたのだと感じました。この出来事におけるもっとも大きいシュリ・スワミジの奇跡は、私たちの意識の中に霊的な変化をもたらし、何度も目撃してきた自分たち自身の弱さを克服することを助けたことだと思います。その奇跡はハートだけが感じとることができるもので、説明し難いものです。

音楽と癒し

また私(マイトリ)はシュリ・スワミジの音楽の実際的応用について書きたいと思います。私たちはシュリ・スワミジの音楽で癒された幾つもの病気の何百というケースについては既に聞いています。

シュリ・スワミジの音楽の癒しの効果の経験について、小さく地味な経験をシェアしたいと思います。私は三年前、胃食道逆流症と呼ばれる状態を引き起こす胃酸の深刻な問題を抱えていました。声が枯れ、喉が締め付けられる感覚と胸に焼けるような感覚がありました。三種類の薬を飲み、さらには胃酸ができるのを減らすだろうということで二倍の量の薬を飲んでいました。しかしこの治療すべてをもっても、著しい改善は見られませんでした。その間に私はインドに行き、肉体のそれぞれの器官システムにおけるシュリ・スワミジのそれぞれの楽曲の効果について、情報を得る機会がありました。自宅に戻ってから私はこの音楽による癒しというものを試したいと思いました。お腹の不調のために良いとされる「パンチャ・タットヴァ・ラーガ・マリカ」のカセットテープを聴いていました。仕事の往復の間その音楽をかけていましたが、その時間は30分くらいでした。2、3週間のうちに著しい改善が見られ、3週間になる前にはすべての薬をやめました。お腹の不調を抱えている方には「パンチャタットヴァ・ラーガ・マリカ」を数週間定期的に、信を持って聞くことを真剣におすすめします。私のように助けになってくれることでしょう。この体験をシェアすることでどなたかのお役に立てれば非常に嬉しいです。

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