言葉と教え

シュリーマド・バーガヴァタム 第521話(シーター大地に溶け込む)

第520話

祭司たちは祈りました。

“namo brahmaṇya-devāya rāmāyākuṇṭha-medhase
uttamaśloka-dhuryāya nyasta-daṇḍārpitāṅghraye

成熟した叡智を持つシュリー・ラーマは、ヴェーダのバラモンを神と同等とみなしています。彼は最も高名な者たちの中でも第一人者です。あらゆる交わりから離れ、生類すべてに平等な心を持ち、動物を傷つけたり殺したりすることを一切避ける尊敬すべき聖者たちは、心に主の蓮の御足を留め、瞑想します。そのようなシュリー・ラーマに、私たちは敬意を表します。」

シュリー・ラーマは常に国民の幸福を願っていました。ある夜、アヨーディヤの街路を身を隠して歩いていたシュリー・ラーマは、ある夫が妻に言った言葉を耳にしました。夫はこう言っていました。
「おお、邪悪な女よ! 他人の家に行ったということは、貞潔ではなくなった。二度とお前に会うことも、この家に住まわせることもしない。シュリー・ラーマは女に深く執着しているので、シーターを養っているのだ。しかし、私はシュリー・ラーマのようではない。」

無知な人たちはカラスのようにたわ言を並べ立てます。何も考えずに的外れなことを言います。彼らは他人を傷つけていること、あるいは見下していることに気づいていません。彼らに悟らせることはほとんど不可能です。そのため、シュリー・ラーマはそのような無知な人々から非難されることを恐れました。このことについて深く考えた後、彼はついに、当時妊娠していたシーターを捨てました。

シーターはマハルシ・ヴァールミーキのアーシュラムに到着して、そこでクシャとラヴァという双子の男の子を出産しました。マハルシ・ヴァールミーキは、この双子の命名式とその他の定められた儀式をすべて完了させました。

ラクシュマナにはアンガダとチトラケートゥという二人の息子がいました。バラタにはタクシャとプシュカカという二人の息子がいました。シャトルグナにはスバーフとシュルタセーナという二人の息子がいました。

バラタはかつて世界征服の旅に出て、そこで数兆人ものガンダルヴァを殺しました。彼らの富をすべて持ち帰り、シュリー・ラーマに渡しました。シャトルグナもまた、四方八方を巡り、悪魔マドゥの息子である悪魔ラヴァナを殺しました。マドゥヴァナと呼ばれる森に、マトゥラという都市を築きました。

夫シュリー・ラーマに捨てられたシーター・デーヴィーは、双子の息子をマハルシ・ヴァールミーキに託しました。彼女は夫シュリー・ラーマの足元を瞑想しながら、大地の中へと姿を消しました。

知性と知恵に恵まれていたにもかかわらず、シーターが大地に溶け込んだという知らせを聞いたシュリー・ラーマは、平静を保つのに苦労しました。彼は慰めようもなく泣きました。男女間の過度の執着は、たとえ最高の学識と知恵を持つ者でさえ、かつてないほどの恐怖を抱かせるのです。母なるシーターが大地に融合した後も、シュリー・ラーマは独身(ブラフマチャリ)を貫きました。彼は1万3000年の間生き、数え切れないほどのヤグナとヤーガを執り行いました。

その後、主は、主に瞑想する信奉者たちのハートに柔らかな蓮の御足を留め、本来の純粋意識の姿に融合しました。神々の祈りに応えて、至高主は肉体に化身して、ラグ王朝の至高の宝石として留まりながら、数々の超越的な遊戯を行いました。主に匹敵し、また主を超えるものは存在しません。

この至高主にとって、強力な矢で悪魔を殺したり、海を渡る橋を架けたりすることは、大いなる名声をもたらすような行為ではありません。実際、この万能の主は、敵を倒すためにヴァーナラ族の助けを必要としませんでした。

シュリー・ラーマの、彼を想う者の罪を滅ぼす永遠に清らかな栄光は、あらゆる方角にまで広がっています。今日に至るまで、ユディシュティラのような偉大な皇帝たちの吉祥の集会において、マールカンデーヤのような偉大な聖者たちが、彼の栄光を歌っています。インドラ神をはじめとする守護神たち、そして地上の王たちも、シュリー・ラーマの蓮の御足に冠を触れて拝礼します。私はそのようなシュリー・ラーマに全託します。

シュリー・ラーマに触れ、彼と話し、彼を見たすべての人々は、彼と共に生き、彼の後ろを歩いた人々は、通常はヨーギーだけが到達できる至高の住処に到達しました。

Puruṣo rāma-caritaṁ śravaṇair upadhārayan
Ānṛśaṁsya-paro rājan karma-bandhair vimucyate

慈悲心に満たされ、シュリー・ラーマの栄光ある物語を常に心に留めながら読んだり聞いたりする人は、あらゆるカルマの束縛から解放されるだろう、とマハルシ・シュカは言いました。

シュリー・ラーマ

第513話へ続く

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