言葉と教え

ヴェーダ・ニディについて

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ヴェーダ・ニディのwebサイトでは、次のようにプロジェクトの目的と活動が述べられています。

ヴェーダ・ニディVedaNidhi(文字通り「ヴェーダの宝庫」を意味する)は、インド、マイソールのアヴァドゥータ・ダッタ・ピーサムの頭首であるシュリー・ガナパティ・サッチダーナンダ・スワミジ師によって設立された先駆的なプロジェクトです。私たちの使命は、ヴェーダの古代の叡智を保存、研究、そして未来の世代に伝えることです。 私たちは、以下の活動を通してヴェーダの知識へのアクセスを容易にすることに尽力しています。

  • 研究および学術出版物
  • デジタル保存およびオンラインリソース
  • 教育プログラムおよび試験
  • ヴェーダ研究のためのアプリケーション開発
  • 伝統的な学習と普及

このようにシュリー・スワミジはヴェーダの保存と研究に力を注いでいます。

ヴェーダはサンスクリット語で「知識」を意味し、長い時間をかけて口述や議論を受けて来たものが後世になって書き留められ、記録されたものです。

一般的な説明によるとヴェーダは「紀元前1000年頃から紀元前500年頃にかけてインドで編纂された一連の宗教文書」とされています。このような説明を聞くと、特定の地域の特定の時代に現れた宗教的なものだという印象があるかもしれません。

シュリー・スワミジは、ヴェーダは宇宙の創造そのものである根源の音(ナーダ)が知識の形で広がっていき、それが賢者によって瞑想され、目撃されたものだと説明しています。つまり、ヴェーダは、時代や地域性を超えた、人類以前から存在している宇宙法則や知識の体系です。

ヴェーダによる神への賛歌は、祭式と旋律を伴って詠唱され、ヤグニャという火の儀式(祭祀)となります。人間は神々に献身を捧げ、神々は人間にさまざまな繁栄をもたらし、その車輪の循環が宇宙の秩序をなしています。この循環が維持される時、繁栄とバランスがあり、循環が廃れると、没落と不均衡があります。

また、ヴェーダには、行為の部門(祭祀の部門)と知識の部門があり、知識の部門は「ヴェーダの終わり」を意味するヴェーダーンタと呼ばれます。これは私たちの永遠不変の本質を教えるものとされています。

総じて、ヴェーダは、人間の生の物質的・精神的両方の目的を果たすために必須のものであり、人類にとって不可欠なものなのです。

ヴェーダは四ヴェーダ(リグヴェーダ、ヤジュルヴェーダ、サーマヴェーダ、アタルヴァヴェーダ)が根幹ですが、応用された医術、音楽、建築、弓術などの副部門、音声学、儀式、文法、語源、韻律、占星学など広範な分野に広がっています。

根幹となる四ヴェーダについては、一つのヴェーダに熟達するにも数十年を要するものだとされています。四ヴェーダすべてを教えることができる施設はインドでも数える程で、シュリー・スワミジのヴェーダ学校は、すべてのヴェーダとヴェーダーンタ学、サンスクリット語を何十年にもわたり伝承している名門校となっています。

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