言葉と教え

「この一行は、時に水のない川へと向かいました。飢饉の時には、全員が穀物に恵まれることを願いました。森の中をさまよう彼らは、時に予期せぬ灼熱に苛まれました。それに耐え切れず、彼らは哀れにも嘆き悲しみました。

命綱としている財産をヤクシャに奪われると、彼らは悲しみに沈みました。またある時は、盗賊に略奪されました。そういう時、一行のリーダーは重苦しい心で哀れに嘆きました。この喪失に耐え切れず、彼は気を失いました。またある時は、ガンダルヴァの都市を訪れました。そこで彼は、まるで贅沢を手に入れたかのように、しばしの休息を取りました。山に登ろうとすると、道中の小石や棘に苦しみました。

こうして商人は旅の間中、あらゆる場面でつまずき、飢えの苦しみが、すでに心が揺らいでいる彼を容赦なく苦しめました。無力感に苛まれたこの商人たちは、自分が心酔している家族に激怒してしまいました。これをきっかけに家族は彼を見捨て、別々に旅を続けました。ニシキヘビにのみ込まれようとしたとき、彼は卒倒しました。無力で何もわかりませんでしたが、どうにかニシキヘビの手から逃れ、旅を続けようとしましたが、その途中で毒ヘビに噛まれてしまいました。毒のせいで彼は盲目になってしまいました。そして行く手に暗い深い井戸があることに気づかずに落ちてしまった彼はひどく苦しみました。

その井戸の中で商人は蜂蜜を探しました。その時、蜂に刺され、自尊心を失い、ひどく苦しみました。時には蜂蜜を手に入れて、自尊心を保ちました。しかし、時には蜂蜜を無理やり奪い去られました。

その森の中で、彼は幾度となく、暑さ、寒さ、雨、風などから身を守る術を失いました。時には、取るに足らない物質的利益のために他人を騙し、敵意と怒りを買いました。彼は一文無しになり、寝床、椅子、家、その他の楽しみも得られなくなりました。そんな時、他人に物乞いをしました。しかし、彼の望みは満たされず、他人の富に目をつけ始めました。その過程で、彼は多くの侮辱を受けました。

この道で、彼は金銭の貸し借りをしました。こうした取引のために、彼は他人との敵意を募らせました。それでもなお、彼は結婚や家族との縁戚関係を通して、彼らとの友情を維持しようとしました。常に障害や困難に悩まされ、こうして苦しみながら、彼は死んでいきました。

おお、勇敢な者よ！この一行は、死者を捨て、生まれたばかりの者たちを受け入れることで、旅を続けました。彼らのこの旅は、太古の昔から続いてきました。しかし、彼らは今日に至るまで森から戻っていません。旅の終着点へと続く出口を無事に見つけたのは、一行のうちたった一人だけでした。

Manasvino nirjita-dig-gajendrā Mam ti sarve bhuvi baddha-vairāḥ
Mṛdhe śayīran na tu tad vrajanti yan nyasta-daṇḍo gata-vairo ’bhiyāti

この世において、暴力と敵意を捨てた者だけが究極の目的地（パラマパーダ）に到達します。敵意、傲慢、執着心に満ちた者は、たとえかつて他の強大な王国を征服した勇敢な戦士であっても、戦場で最期を迎えます。彼らは決して究極の目的地（解放）に到達することはできません。

この一行は、時折、柔らかな花を咲かせたつる植物の下に身を隠すことがありました。つる草に群がる鳥たちのさえずりに魅了され、彼らの中に欲望が芽生えました。ライオンの群れを恐れて、鶴、ハゲワシ、フクロウといった鳥たちと友情を育みました。

しかし、これらの鳥たちは彼らを騙しました。彼らは次に白鳥の群れに加わろうとしたが、白鳥の習性や性質を理解することができませんでした。白鳥を離れ、猿と親しくなりました。猿の習性に倣い、物質的な贅沢で五感を満たしました。こうして男女のカップルは互いに愛し合いました。肉体的な欲求を満たすことに躍起になり、人生に限度があることを忘れました。

つる植物の下で楽しみ、休んでいたグループの一人である商人は、妻と息子たちに極度の愛情を抱くようになりました。完全に性的欲求に支配された彼は、この束縛から自分を解放することができなくなりました。

彼は時折、誤って山の洞窟に落ちてしまうが、蜂の巣にしがみついて命を繋ぎとめました。そんな時、彼は巨大な象に怯えました。大変な苦労の末、洞窟から脱出し、再び群れの中に戻りました。

今に至るまで、主の幻影によって入り込んだこの恐ろしい森から抜け出した商人たちは、一人たりともいません。

おお、ラフーガナよ！他の生き物を苦しめるのをやめてください。あらゆる生命への愛を育んでください。欲望へ向かうことをやめなさい。主シュリハリに奉仕しなさい。そうすることで、知識という剣を研ぎ澄ましてください。その剣によって、輪廻という結び目を断ち切り、主シュリハリの蓮華の御足に到達しなさい。

ラフーガナ王は言いました。「ああ！この人間としての生は、あらゆる生の中で、最も吉祥なものです！天界やその他の至高の次元は、地上でのみ得られるような吉祥を与えることはできません。なぜなら、それらの次元では、あなたのような至高のマハトマと交流することは不可能だからです。おお、グルデーヴァよ、あなたの心は永遠に主シュリハリの栄光に定まっています。

Na hy adbhutaṁ tvac-caraṇābja-reṇubhir hatāṁhaso bhaktir adhokṣaje ’malā
mauhūrtikād yasya samāgamāc ca me dustarka-mūlo ’pahato ’vivekaḥ

おお、マハトマよ！あなたの蓮華の御足の塵は、すべての霊的求道者の罪を洗い流します。そのため、霊的求道者が、あらゆる目に見える証拠を超越した存在であるシュリハリに対して、無私の揺るぎない献身を培うことは、まったく驚くことではありません。あなたのもとで一時間過ごすだけで、無駄な議論から生じる無分別が私の心から洗い流されました」。

第284話へ続く