言葉と教え

ラリタ・サハスラナーマの名の意味731~740

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731. Priyaṃkarī  プリヤンカリー

意味――プリヤンカリー(Priyaṃkarī)とは、神性に対して尽きることのない愛(バクティ、献身)を育むことから生じる至福のことです。聖なる母こそが、この至福そのものです。

732. Nāma-pārāyaṇa-prītā ナーマ・パーラーヤナ・プリーター

意味 ― 神の御名が唱えられる(ナマ・パーラヤナー)と、彼女はこの上なく喜ばれます。

このカリ・ユガにおいては、神の御名を唱えるだけで計り知れない功徳が得られます。

733. Nandi-vidyā ナンディ・ヴィディヤー

意味:彼女が「ナンディ・ヴィディヤー(ナンディの知識)」――すなわち、彼女への合一や融合を説く聖典――として顕現しているということです。 心の融合や合一は「ラヤ(layā)」と呼ばれます。絶え間ない「ナーマ・ジャパ」(聖なる御名の唱名)や音楽の演奏(ナーダ)が目指す究極の境地こそが、この心の融合なのです。そのような融合は、真の至福をもたらします。 ナンディは融合(ラヤ)を象徴する存在です。シヴァ神が至福の舞(ターンダヴァ)を踊る際、ナンディは打楽器であるムリダンガムを演奏します。ナンディは、この融合に関する聖典(ラヤ・シャーストラ)の体現者です。

734. Naṭeśvarī ナテーシュヴァリー

意味――彼女は、至福の舞(ターンダヴァ tāndava)を踊る主ナテーシュヴァラ(ナタラージャNatarāja、シヴァ Shiva)のエネルギーそのものです。 シヴァの舞は「ターンダヴァ」として知られ、彼女の舞は「ラースヤ lāsya」と呼ばれます。このナテーシュヴァリーの名は、ターンダヴァとラースヤの融合です。

735. Mithyā-jagadadhiṣṭānā ミティヤー・ジャガダディシュターナー

意味――彼女こそが、この幻影の世界(ミティヤー・ジャガット)の根源であり、拠り所です。 私たちが目にしているこの世界は、幻影にすぎません。実際には存在しないものが、実在するかのように見えているのです。だからこそ、ある人には善く見えるものが、別の人には毒のように感じられることがあるのです。世界は、私たちがそれを見る通りの姿で現れます。彼女こそが、この幻影的な世界のすべてを支える基盤なのです。

736. Muktidā ムクティダー

意味――彼女は真の信奉者を束縛から解き放ち、解脱(ムクティ)を授けます。 彼女の信奉者は、ダルマ(法)、アルタ(富)、カーマ(愛欲)、モークシャ(解脱)という四つの目的すべてを授かるのです。

737. Mukti-rūpiṇī  ムクティ・ルーピニー

意味――解脱(ムクティ)もまた、彼女の姿(ルーパ)です。

738. Lāsya-priyā ラースヤ・プリヤー

意味――彼女は舞踊を大変好んでいます。聖なる母の舞踊は「ラースヤ」として知られています。

739. Laya karī ラヤ・カリー

意味――彼女の恩寵によって、信奉者は自らの心を「無限なるもの」へと溶け込ませること(ラヤ)ができます。彼女こそが、その源です。 リズムは、あらゆる「ラヤ(融合・没入)」の基盤です。心臓の鼓動にもリズムがあり、音楽にもリズムがあります。「ナンディ・ヴィディヤー(ナンディ・ヴィディヤ)」は、そのようなリズムこそが、「無限なるもの」との融合へと人を導くと教えています。

740. Lajjā ラッジャー

意味――「謙虚さLajjā」は、彼女の最も尊い宝です。

聖なる母を描写した詩句『チャンディー・サプタシャティー』の中で、聖なる母は次のように讃えられています。

Yā devī sarva bhuteshu lajjā rupena samsthithā
ヤー・デーヴィー・サルヴァ・ブーテーシュ・ラッジャー・ルーペーナ・サンスタター
(あらゆる存在の中に『謙虚さ』という姿で宿る女神)

彼女は、この全宇宙の創造・維持・吸収の根源であり、万物を支える力そのものであるにもかかわらず、極めて謙虚です。謙虚さとは、すべての人が彼女から学ぶべき美徳なのです。

続く

ラリタ・サハスラナーマの紹介
アンガニャーサとカラニャーサ(身体への神の勧請)
瞑想のための詩句
パンチョ―パチャラ・プージャ(五つの捧げものの儀式)
ムーラグランタ(基調詩節)1-111
サハスラナーマ112-1000

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