音楽×瞑想

音楽×瞑想

マインド

マインドとは、生命体に於ける生体磁気の精妙な変換によって生ずる波動のことです。 この波動は、自然界の他の波動と同じように、ある一定の周波数によって特徴づけられます。私たちのマインドの周波数が14〜40ヘルツであることを示す多くの研究がこれまでになされてきました。これらの周波数は一般に、4つの異なる領域、すなわち、アルファ、ベータ、シータ、デルタに分類されます。

ベータ波(13〜30ヘルツ)は、ほぼ典型的な類型として、通常の目覚めている状態、すなわち外部の刺激に対して意識の焦点が当てられている状態に関連しています。ベータ波は、生存に関わる(外界に対する)基本的な適応のために生じるものであり、感覚器官の認知する刺激を理解し解決する際に最もよく見られる周波数です。ベータ波は最も素早い反応を可能にし、最大多数の物事に対応することを許容します。ストレスや不安の状態のときにベータ波は頻繁に現れ、状況の把握や即座の解決を可能にします。

アルファ波(8〜13ヘルツ)は、マインドが静まり、鋭敏な状態を示す波動です。この状態にある時、注意は外側に向けられ解決策を模索しているか、あるいは内側に向けられ鋭敏な瞑想的状態を獲得しようとしているかです。瞑想やヨガを実践している時に頻繁に見られます。

シータ波(3.5〜8ヘルツ) は、創造的直感、視覚化、想像に関連した心の状態を反映しています。この周波数は深い瞑想状態の際に現れます。また、睡眠時の夢見の際にも見られるものです。

デルタ波(0.5〜3.5ヘルツ)は身体が最大限にリラックスしている時に現れます。これは最も低い脳波であり、夢を見ていない睡眠時のリズムです。肉体の活性や癒しに関わりがあります。

瞑想

瞑想は、一般に、意識のより精妙な領域に到達するために、マインドの周波数を減らすことを目指した古来からの手法です。
マインドがこうした状態にある時、濃密な肉体及び精妙な次元にある身体が活性化されます。
一方、音もまた、様々な周波数もしくは、通常、ピッチ(高・低)として知られているものによって特徴付けられる波動です。
音とマインドは双方とも波動であり、両者の間には明らかな関連性があります。
音の波動は私たちのマインドに影響を与え、マインドの周波数を増やしたり減らしたりします。
従って、マインドの周波数を減らす手法として特徴づけられる音楽は、深い瞑想状態へと誘う助けとなるのです。
スリ・スワミジの音楽は古来からの伝統的なラーガ・ラーギニ・システムに根差しており、聴衆者の意識のレベルをより精妙なマインドの周波数にして、内なる平安、調和、心の静けさの実感認識を助けることを目的としています。

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