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雨乞いの儀式

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●異常気象への祈り

日本では10年に1度の暑さのGWとして注意が促されていますが、世界的にもアマゾンで観測史上最悪の干ばつやフィリピンの猛暑でダムが枯渇するなどのニュースが伝えられています。
シュリー・スワミジがいらっしゃるインド・マイソールでも、熱波が襲来し、早くも40度を超え、州によっては47度を記録している所もあるそうです。
マイソールでは適切な降雨を祈願して5月2日にヴァルナ神(水神)への礼拝が行われました。
多くの祭司たちがこのプロジェクトに取り組んでいるようで、ダッタセンタージャパンのスッタフの所にも「雨を祈るマントラを教えるから3日間祈ってください」と知り合いの祭司から連絡が来ました。自分にも何かできるならと取り組む気持ちでいたのですが、翌日すぐに「雨が降った!」と喜びの連絡がきました。5月2日にアーシュラムの若者たちが祈る姿がFacebookに投稿され、そして勢いよく雨が降りそそぐ映像が5月3日に投稿されているので、祈りの力の劇的な効果を改めて感じるところです。すべての生き物が乾燥に苦しんでいたようで、知り合いの祭司からは雨に喜び踊る犬の姿が動画で送られてきました。

水神への祈りの様子 5/2
降りそそぐ雨 5/3
雨に喜ぶヴェーダ学生

祈りは「マントラ」と呼ばれる神の名と音から構成されています。私たちは「音」の持つ力を知る必要がありそうです。今年は火星が凶星として働き、世界にとっては厳しい一年になることが予測されています。シュリー・スワミジは「つまり結論は、ハヌマーン神とスカンダ神の礼拝です」とおっしゃいました。猿の姿をしたハヌマーン神は、すべての惑星の力を統御する力を持ち、特に土星や火星の悪影響を防ぐ力を持つとされています。

オーム ナモー ハヌマテー ナマハ Om Namo Hanumate Namaha
は、非常に有名なハヌマーン神のマントラで誰でも唱えることができます。

熟達したマントラの詠唱者は、日常的な仕事に携わりながらも、心の中でマントラを詠唱し続けることができます。その波動は、詠唱する人を悪影響から保護し霊的に高めるだけではなく、周囲の環境にも良い影響をもたらします。

(2024年5月発信 文責:プルショッタマ)

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